2006年09月29日
沖縄上陸4年目。

今日、同じ頃に沖縄にやってきた友だちと話していて、はっと気がつきました。
今週の火曜日は、沖縄に暮らし始めた記念日だったことを。
今日は金曜日。うっかり忘れてたのです。
覚えていたからといって特別なことをするわけではないのですが、去年もおととしも覚えていたのに・・・。
ここ1週間は、仕事から帰ってごはんを食べ終わると、すぐさま紅型制作にとりかかるという生活を送っていたので、またたくまに時が過ぎていきました。そう、ふりかえるまもないような毎日というのでしょうか。
3年が過ぎた今でも、沖縄の風景や雰囲気は新鮮ではあるのですが、知らず知らずのうちに体も心もなじんでいるのかもしれません。当初の予定4ヶ月で東京に帰っていたら、味わうことのなかった日々がここにあります。
「あたりまえ」と思っていた毎日を一歩ぬけだし、そこから広がり続けている毎日。
大切なのは、「自分で選ぶことなのだ」と感じます。
それがどう転ぶとしても。
沖縄で過ごす日々よ、ありがとう。
2006年09月25日
秋の音を聴く。
場所は壺屋町民館からです。
「サー、サー、サー、サー」。
旗頭の練習する声と音。あと10日もすれば那覇の大綱引きです。
今も窓から大人たちのかけ声が聴こえてきます。
夕方には子供たちの声が。
壺屋に暮らすようになってからは、すっかり秋のBGMになりました。
夏のBGMは与儀公園から聴こえてくるエイサーの音。
1年の生活の中に祭りの音があるのは、沖縄にいればあたり前のことかもしれませんが、
コトリにとってはとても新鮮で、すごいなーと感心することの一つです。
沖縄に暮らしていると、四季の変化が小さいかわりに、文化的なことによって季節の移り変わりを感じることができるような気がします。
1年が旧暦にあわせて進んでいくのも、人の体にはしっくりくる。
いつか沖縄ではないところで暮らすことになっても、この1年のリズムをしっかり焼き付けておきたいなと思うのでした。
2006年09月24日
壺屋ネコ一家その後

にらみをきかせるネコママとうしろの子ネコ
朝、起きると気になり、夕方帰ってくるとまた気になる。
そんな気持ちにさせているのは、ガラクタ屋敷に暮らすネコ一家。
もともと、わたしはネコはそんなに好きでも嫌いでもないはずだったのですが・・・。
とり肉の皮や、魚ののこりがあるとすかさずネコたちにとっておくのです。
ノラネコですからかまいずぎはよくないと思いますが、
子育て中だから特にお母さんには栄養をつけてほしいですからね。
子猫たちが大きくなるまで、となりの家がこわされないといいなと願っています。
となりに暮らすネコたちの存在が、こんなにも心をあたたかくするなんて。
壺屋ネコ一家のムービーが見られますよ↓
http://green.cotori.info/
(緑のコトリ/動画)
2006年09月20日
季節はめぐり

いろんな場面で、季節が一巡りしてきたのを感じることがあります。
そして、今日もネコの家族たちを見てそんな気持ちになりました。
去年の今頃も子育てしていたお母さんネコが、また5匹の赤ちゃんたちと一緒にいるのです。
そのまわりには、去年生まれてすっかり大人になった子供たちが、見守るようにすわっています。
8月にお母さんネコをみかけた時、おなかが大きいような気がしたのです。
その後、また会った時にはおなかが大きくなかったし、かといって子猫の姿も見えなかったので「気のせいかもね」と思っていました。
でも今日、久しぶりに大家族になったネコ一家に会えたのです!
去年だったら、横を通っただけで逃げていたお母さんネコが、最近では逃げなくなりました。ネコの家族たちが暮らすとなりのガラクタ屋敷は、もうすぐなくなりそうな気配。そしたらこの子たちとはもう会えなくなるのかな?と思うと胸の奥がジーンとします。
でも、今年もこうしてお互い元気で会えたことがうれしくて、
自分が去年と変わらずここにいることが、とても大切なことに感じるのです。
ネコたちよ!ありがとう。
2006年09月19日
桜の枝の止まり木

ひさしぶりにグリとグラの登場!
暑い夏を乗り越えて、2羽とも元気です。
最近、グリとグラの家では、プラスチックのまっすぐな止まり木をやめて、
桜の木の枝になりました。(コトリ母が公園で拾って送ってくれた)
ただまっすぐな止まり木だと、
小鳥はつまらないし、下手したらウツっぽくなる小鳥すらいるって。
それもそうですよね、自然の中にいる小鳥たちは、いろんな太さや角度の枝を
渡り歩いているんですから。
自然の枝の止まり木のほうが、握力をつけたり運動になるし、楽しいみたいです。
あとは、皮をかじって遊んでいます。
あっという間につるつるになって、木工職人のようです。
2006年09月17日
高江洲親分、県知事賞受賞!
アパートの大家さんも高江洲さんだし、すぐ近所の育陶園(壺屋焼工房)一族も高江洲さん。
みんな親戚だったりするのですが。
さて、そんな高江洲忠さん(育陶園の親分)がこのたび、「現代沖縄陶芸展」で県知事賞をめでたく受賞したのです。作品は「青釉唐草文貼り付け(せいゆうからくさもんはりつけ)」。どっしりとして安定感のあるコバルトブルー色の壺屋焼きの壺です。
高江洲さんは、昨年、壺屋のすーじぐゎーに「陶芸道場」を設立しました。
「たくさんの人に壺屋焼きの魅力を知ってもらいたい。壺屋焼きを盛り上げていきたい」
と言っていたのを覚えています。
緑と鳥の声と三線の音色に包まれた赤瓦のステキな道場です。
工房からは、夜になると楽しげな話し声や笑いがきこえてきます。
工房の人たちはみんな家族みたいに仲良く、古きよき沖縄の雰囲気がここにはあります。
県知事賞を受賞した高江洲さんですが、ここにくるまでには、脳梗塞でたおれて、手足にうまく力がはいらず苦しい時期もあったとあとから知りました。懸命にリハビリをし、徐徐に体が戻ってきて、3ヶ月かけて今回の作品を仕上げたそうです。今も、体力づくりのために、ジムに通い筋トレをしているという話をしてくれました。
ちなみに高江洲忠さんは、今はなき壺屋の番犬ジョーのご主人さまです。
「現代沖縄陶芸展」は、那覇・三越ギャラリーで9/17(日)まで開催しています。
2006年09月16日
台風13号の中、えんがんへ

台風13号が接近するなか、みんなで港町の「えんがん」へ。
前にも紹介したことがありますが、ここは沿岸魚協組合のとなりにある海鮮食堂。
ずぐ目の前は、港になっています。
台風で荒れ狂う海を眺めながら、魚料理を楽しめるなんてめったにないこと。
時々、稲光が海に向かって走っています。
「こんな台風の日に、お客さんなんてあんまりいないでしょう」
と思っていたのですが、夜7時を過ぎる頃には席がうまっていました。
今日、たのんだメニューは、わたしが「にぎり寿司」(¥1,000)。緑のコトリさんは「イカソーキ汁定食」(¥1,400)。東京から来沖のクニさんは「ミーバイ汁定食」(¥1,800)、識名から遠征のkyoさんは「魚のマース煮」(¥1,000)。あとは「魚&イカのてんぷら」(¥600)。
先日、来た時よりも全メニュー200円~300円くらい値上がりしていましたが、リゾート地のお店よりはリーズナブルだと思います。
しかし、沖縄の天ぷらにもいいかげん慣れてきましたが(見慣れた)、本土のものとはずいぶん様子が違うのです。衣が厚くて見た目はフリッターみたいで、食べるとフリッターみたいにふんわりやらかくなく、がっちりしているのです。そして、お醤油ではなくてソースで食べます。今夜、本島は暴風域に入るそうです。(今かな?)
2006年09月14日
ツバメ食堂

フィンランドが「かもめ」ならば、那覇は「ツバメ」ということで、公設市場2階のツバメ食堂に行ってきました。この日は、とつじょ餃子が食べたくなりまして、まずは水餃子のおいしい「青島食堂」を目指したのです。「いきなりお店つぶれてたりしないよね?(笑)」なんて言いながら、一歩一歩近づくほどにコトリの中の餃子欲はどんどん上昇し、いよいよ青島食堂に到着!
が・・・
「8月31日を持ちまして、閉店しました。
10月には「~カフェ」としてリニューアルオープンします」
というような張り紙が1枚。カフェだなんて。食堂のほうがあっていたのに。無理しないでいいのに。
頭の中は、すっかり青島食堂の水餃子でいっぱいになっていたから、餃子モードからぬけきれないのです。そして、ピンチヒッターとして思いついたのが、ツバメ食堂の餃子。
観光客だった頃から何度となく通っていたお気に入りの店です。台湾海鮮料理&沖縄料理。
焼き餃子と水餃子と青菜炒めを注文。しめて950円です。やすーい!
おいしいし、やすいし、出てくるのもはやいから、つばめ食堂はいつも大人気。
そして、観光客気分にしばし戻って、壁にはっているメニューを眺めるのでした。
2006年09月13日
城間栄順紅型作品展
紅型作家の城間栄順さんは今年73歳のトゥシビー(十二年ごとに巡ってくる自分の干支(えと)の年を生まれ年をいう)を迎え、紅型をはじめて55年。この作品展は、「トゥシビー祝い記念」として、周りの関係者や家族が開催されたそうです。
栄順さんの作品を実際に見るのは、東京で藍型の展示会の時以来。あの時は、小さな講演もあり、そのものづくりに対する思いを聞いて、涙がこみあげてきたのを覚えています。「わたしが尊敬するのは、政治家でも、実業家でも、経営者でもなく職人だ!」と確信したのです。
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2006年09月12日
不思議な家の解体作業はじまる

となりに不思議な家がたっています。
木造で、今にもたおれそうなんだけれど、樹にロープをかけてなんとかたっている。
ツタなのか、緑色の植物たちにおおわれていて、物語の中にでてきそうな、
家自体がいきもののようなそんな家。
昨夜、家に帰ってくると、その一部がとりこわされていました。
いい香りがしていたユリの一群も姿をけしていました。
そして、今朝も、ユンボーがせっせと働いています。
今日、仕事が終わって家に帰ったら、もうこのお家はないのかもしれません。
廃品集めが趣味のおじさんが暮らしていた家。
その下では、ノラネコ一家が暮らしていた家。
周りの人は、この家の存在を迷惑がっていたけれど(コトリも少し・・・)
あったものがなくなるのは、なんだかさびしいものですね。
速報でした。





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