2007年10月26日
「NARA:奈良美智との旅の記録」
昨夜ようやく札幌の展示会用の作品を発送しました。
これから東京展示会に向けて、もうひとがんばりですが、雨の金曜日の今日はほっと一息。
ひさしぶりに早稲田松竹に映画を見にいってきました。
見たのは2本立て。
「NARA:奈良美智との旅の記録 」と「スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー」。
奈良さんは日本でも外国でもとても人気のある現代アーティスト。
フランク・ゲーリーは、私もこの映画を観るまで知りませんでしたが、「世界で最も忙しい建築家」とよばれている人です。
ものを作る人の孤独と葛藤と喜びと、作らずにはいられない本能みたいなものを、2つの映画から感じました。
奈良さんの絵は大好きで、言葉も胸をうちます。
森の奥深いところにある泉の前で一人たたずむ空気をもっている人です。
映画の中でもそうでしたが、絵を描くためだけに生まれてきたような素朴で純粋で、はずかしがりやなその姿に、ほんとうのアーティスト像を重ねてしまいます。なになにぽくしようとせず、かっこつけず、どこまでも奈良は奈良さんなのです。
昨年、青森の弘前で開催された展覧会『AtoZ』。そこにたどりつくまでの軌跡をこの映画で見せてくれます。コトリは残念ながら『AtoZ』にいけませんでした。弘前までいく予算がなかったのです。でも、改めて映画を観て「借金してでも行くべきだった」と後悔しました。その作家(奈良さんに限らず)と同時代に生きているという境遇を大切にしたいと思うのです。
一度だけ、奈良さんにお会いする機会がありました。その時に、奈良さんにもらった言葉は、今でもコトリのものを作るうえでの大切な支えになっています。「これは・・・・・・いいね!!」
大切なのは続けていくこと。自分を信じること。
これから東京展示会に向けて、もうひとがんばりですが、雨の金曜日の今日はほっと一息。
ひさしぶりに早稲田松竹に映画を見にいってきました。
見たのは2本立て。
「NARA:奈良美智との旅の記録 」と「スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー」。
奈良さんは日本でも外国でもとても人気のある現代アーティスト。
フランク・ゲーリーは、私もこの映画を観るまで知りませんでしたが、「世界で最も忙しい建築家」とよばれている人です。
ものを作る人の孤独と葛藤と喜びと、作らずにはいられない本能みたいなものを、2つの映画から感じました。
奈良さんの絵は大好きで、言葉も胸をうちます。
森の奥深いところにある泉の前で一人たたずむ空気をもっている人です。
映画の中でもそうでしたが、絵を描くためだけに生まれてきたような素朴で純粋で、はずかしがりやなその姿に、ほんとうのアーティスト像を重ねてしまいます。なになにぽくしようとせず、かっこつけず、どこまでも奈良は奈良さんなのです。
昨年、青森の弘前で開催された展覧会『AtoZ』。そこにたどりつくまでの軌跡をこの映画で見せてくれます。コトリは残念ながら『AtoZ』にいけませんでした。弘前までいく予算がなかったのです。でも、改めて映画を観て「借金してでも行くべきだった」と後悔しました。その作家(奈良さんに限らず)と同時代に生きているという境遇を大切にしたいと思うのです。
一度だけ、奈良さんにお会いする機会がありました。その時に、奈良さんにもらった言葉は、今でもコトリのものを作るうえでの大切な支えになっています。「これは・・・・・・いいね!!」
大切なのは続けていくこと。自分を信じること。
2007年10月24日
コトリ作品、札幌へ

「星霜月 蔵書票三人展」
期間:2007年11月2日(金)~11月7日(水)
時間:10:00A.M.~7:00P.M.(最終日は6.00P.Mまで)
会場:紀伊國屋書店札幌本店2階ギャラリー
このたびめでたく紀伊国屋札幌本店で、蔵書票のグループ展を開催することになりました。
イラストレーター・銅版画家の鎌田 美枝さん、
絵本作家・版画家の池谷 陽子さん、
そして江戸から参加のコトリです。
コトリ以外のお2人は、すでに絵本も出版されています。
絵本作家をめざすコトリとしては、偉大な先輩たちなのです。
鎌田さん、池谷さんは版画で、コトリは型染めで蔵書票を作りました。
さて蔵書票とは?
「蔵書票」 :蔵書の表紙・見返しなどに貼り付けて、その所蔵者を示すための、印刷した小票。書票。エクス・リブリス。(「広辞苑」より)
伝統ある西欧社会の文化の中で生れ発展してきたもので、日本には明治時代に海外から入ってきたそうです。いまや、マニアックな愛読家のコレクションという存在なのかもしれませんね。
2007年10月23日
絵のような石

名前と存在感に惹かれて手にした石「ピクチャージャスパー」。
石の説明にはこう書かれていました。
「絵のように美しい景色を見せてくれるピクチャージャスパーは、想像力を刺激し、創造性を高めてくれます。大地とつながり生命の記憶やメッセージを読み取り・・・」
というわけで、最近は作業机の上にこの石をおいています。
他にもいくつかパワーストーンをもっていますが、ピクチャージャスパーには親しみを感じます。
こう時々筆を持つ手をとめて、手のひらにのせたり、ぎゅっとにぎったりしています。
タグ :パワーストーン
2007年10月22日
幸せな時間

今、一日中家にいられてなにが幸せって、グリとグラとずっと一緒にいられること。
外で仕事していると、一日のほとんどを(起きている時間)をグリとグラは、お留守番インコとして過ごすことになります。あんなに人のことが好きなのに、人の気配のない部屋で2人はどんな気持ちで過ごしているのだろう?いつも胸がいたみます。
今は、コトリが型染めをしているとなりにいつもグリとグラがいます。
ただそばにいるだけで、お互いにみたされた時間。
作品が一つできるとグリとグラに「これどう?」って見せるようにしています。
思えばグリとグラには、東京、沖縄といろいろ連れまわし苦労もかけてきました。
だから、こうして一緒におだやかに過ごせる日々がとても幸せなのです。
2007年10月21日
沖縄の土

梅皿にはいっている絵具は、すべて沖縄で採取した土です。
今、展示会に出す作品作りのまっただ中にいますが、
作りながらもこの土の色にいやされています。
乾いた土を水に溶かすと、土のにおいがプワーっとしてきます。
深く息を吸って目をつぶると、やんばるの風景や風の気配が心に浮かんできます。
そんな時、「わたしは自然から絵を描く材料までもらっているんだ」
とますます自然が愛しくなります。
ありがとう、ありがとう。こんなにたくさんの贈りものをありがとう。
心をこめて絵を描きます。
タグ :土
2007年10月16日
奥神楽坂に住む。
新しい家が決まりました。
引越すのは、展示会が終わって落ち着いてからになりますが、緑のコトリさんと2人で初めて選んだお家です。
場所は、神楽坂の近所です。といっても、コトリたちのアパートがある地域は「奥」がつく神楽坂。
住所には「奥神楽坂」なんてありませんが、そういうイメージのところです。(「裏神楽坂」っていわれるよりいいかな・・・)
神楽坂は東京では珍しい「花街」とよばれるところで、数は少なくなりましたが芸者さんもいます。
路地がたくさんあって、ネコ的な散歩を好むコトリには楽しい街です。
とはいえ、近年では開発が進み、昔ながらの商店が店を閉め、巨大なセレブマンションが建築されるという動きがあります。
だから「神楽坂に住んでいる」なんていうと、お金持ちなイメージもありますが(たしかに家賃相場は高いかもしれない)、コトリたちが住む地区は、昭和の香りがのこる庶民的な地区。アパートの前は細い道なので、車もほとんど通らないようなのどかな感じ。大通り沿いではみかけなくなったネコたちも、ここには生息しているとか。空を見上げれば、銭湯の大きな煙突が見えます。
実は今回家を選ぶ際、2つの物件でとても迷ったのです。
一つは、この「奥神楽坂」。もう一つは文京区の「小日向」。
奥神楽坂は、坂の下の庶民的な雰囲気で、商店街が楽しい神楽坂の近所。
小日向は、階段をたくさんのぼってたどり着く坂の上の風の気持ちいい住宅街。
どちらも魅力が違って、ほんとうに具合が悪くなってしまうほど迷いました。
沖縄の街にたとえてみると、奥神楽坂は「壺屋」、小日向は「首里」というところでしょうか。
壺屋も首里も、実際に住んでみてほんとうに居心地のいい街でした。
極端にいえば、「人や街とのつながり」を選ぶか、「景色や空気」を選ぶか。
暮らすところは大事です。
賃貸でこんなに真剣に悩んで決めるのだから、「家を買う」なんてことになったらどうなるのでしょうか?でも、こんなふうに家探しをしていると自分の価値観が改めてわかっておもしろくもあります。
引越すのは、展示会が終わって落ち着いてからになりますが、緑のコトリさんと2人で初めて選んだお家です。
場所は、神楽坂の近所です。といっても、コトリたちのアパートがある地域は「奥」がつく神楽坂。
住所には「奥神楽坂」なんてありませんが、そういうイメージのところです。(「裏神楽坂」っていわれるよりいいかな・・・)
神楽坂は東京では珍しい「花街」とよばれるところで、数は少なくなりましたが芸者さんもいます。
路地がたくさんあって、ネコ的な散歩を好むコトリには楽しい街です。
とはいえ、近年では開発が進み、昔ながらの商店が店を閉め、巨大なセレブマンションが建築されるという動きがあります。
だから「神楽坂に住んでいる」なんていうと、お金持ちなイメージもありますが(たしかに家賃相場は高いかもしれない)、コトリたちが住む地区は、昭和の香りがのこる庶民的な地区。アパートの前は細い道なので、車もほとんど通らないようなのどかな感じ。大通り沿いではみかけなくなったネコたちも、ここには生息しているとか。空を見上げれば、銭湯の大きな煙突が見えます。
実は今回家を選ぶ際、2つの物件でとても迷ったのです。
一つは、この「奥神楽坂」。もう一つは文京区の「小日向」。
奥神楽坂は、坂の下の庶民的な雰囲気で、商店街が楽しい神楽坂の近所。
小日向は、階段をたくさんのぼってたどり着く坂の上の風の気持ちいい住宅街。
どちらも魅力が違って、ほんとうに具合が悪くなってしまうほど迷いました。
沖縄の街にたとえてみると、奥神楽坂は「壺屋」、小日向は「首里」というところでしょうか。
壺屋も首里も、実際に住んでみてほんとうに居心地のいい街でした。
極端にいえば、「人や街とのつながり」を選ぶか、「景色や空気」を選ぶか。
暮らすところは大事です。
賃貸でこんなに真剣に悩んで決めるのだから、「家を買う」なんてことになったらどうなるのでしょうか?でも、こんなふうに家探しをしていると自分の価値観が改めてわかっておもしろくもあります。
2007年10月09日
映画「めがね」
キーワードは「たそがれる」。
とある南国の島にゆるりと流れる空気を楽しむことができました。
「かもめ食堂」のスタッフとキャストがふたたび集まりこの映画ができました。
「ゆるり感」は、かもめより「めがね」のほうがさらに深まっている感じがしました。
はじめて「めがね」のチラシを見た時、「この『とある南の海辺』はきっと沖縄の離島に違いない」と思いました。
海の色、岩の感じ、砂浜の色。
ロケ地は沖縄ではありませんでしたが、おとなり与論島でした。
「ああ、なるほどな」と思いました。
去年の10月にはじめていった与論島ですが、映画の中のイメージにとても近いものを感じたものです。
かつてはリゾート地としてにぎやかな島だったとききますが、今は観光客も時々みかけてるていどのゆるーい雰囲気の島でした。
映画の中でみんなが「たそがれ」ていたように、たそがれるにはもってこいの場所です。
「たそがれる才能」をもった人たちをひきよせるとある南の海辺の物語。
映画の中に出てくるメルシー体操も、最高に心地よさそうです。
またふらりと旅に出たくなりました。
とある南国の島にゆるりと流れる空気を楽しむことができました。
「かもめ食堂」のスタッフとキャストがふたたび集まりこの映画ができました。
「ゆるり感」は、かもめより「めがね」のほうがさらに深まっている感じがしました。
はじめて「めがね」のチラシを見た時、「この『とある南の海辺』はきっと沖縄の離島に違いない」と思いました。
海の色、岩の感じ、砂浜の色。
ロケ地は沖縄ではありませんでしたが、おとなり与論島でした。
「ああ、なるほどな」と思いました。
去年の10月にはじめていった与論島ですが、映画の中のイメージにとても近いものを感じたものです。
かつてはリゾート地としてにぎやかな島だったとききますが、今は観光客も時々みかけてるていどのゆるーい雰囲気の島でした。
映画の中でみんなが「たそがれ」ていたように、たそがれるにはもってこいの場所です。
「たそがれる才能」をもった人たちをひきよせるとある南の海辺の物語。
映画の中に出てくるメルシー体操も、最高に心地よさそうです。
またふらりと旅に出たくなりました。
2007年10月07日
サンディーズフラスタジオ発表会

友人ちかちゃんが所属している「サンディーズフラスタジオ」の発表会にいってきました。
沖縄最後の夜にカラカウアのハラウにいって以来、生でフラをみるのは約3ヶ月ぶりです。
発表会は、「カヒコ(古典フラ)」「アウアナ(現代フラ)」「タヒチアン」3部にわかれていました。
途中から入ることになったのですが、ちょうどカヒコの終盤の曲「ホクレア号」に捧げるフラがはじまったところでした。沖縄にホクレア号が来た時、コトリが通っていたハラウも歓迎セレモニーでカヒコを踊っていましたから、東京ではじめてみるフラも「ホクレア号」だったので感慨深いものがありました。席が前方だったこともあり、「アウアナ」ではちかちゃんも登場し、すぐに見つけ出すことができました。白い衣装に、あたまには白いお花(プルメリアかな?)のレイを飾って、妖精のように踊っていました。
フラしている時って、なんだかみんな幸せな感じ。
といいつつ、半年でもフラを習ったコトリは、沖縄のクムに教えてもらった基本をふまえてフラを見ていました。カホロのステップとか、うでの位置とか、指の使い方とか、笑顔の美しさとか・・・。
「わたしが今舞台にあがっていたらひどいことになっていたにちがいない」
フラは、見た目以上にむずかしいと思うのです。
だから舞台の上で優雅に、きれいに、艶やかに、表現力をもって踊れるようになるにはどのくらいの年月がかかるのだろうかと。
第三部の「タヒチアン」は、ほんとうに華やかで、楽しそうで、世界は平和なような気持ちになりました。そして家に帰ると、ぐうぜんにもテレビで「フラガール」がやっていました。
今は展示会の準備でおあずけですが、来年になったらフラを再開したいです。
できれば沖縄のハラウのように、クムがみずからウクレレを弾いてくれるような、稽古の最後には祈りを捧げるような、そんなアロハがいっぱいの教室に出会えますように。
カラカウアのみんなに会いたいです。
タグ :フラ
2007年10月05日
島野菜届きました

「東京はもうすっかり秋支度だけど、沖縄はまだ夏なんだろうな」
と思っていたところ、沖縄の緑コトお母さんからステキな贈物が届きました。
ゴーヤー、オクラ、パパイヤ、シークワァーサー。そして一番うれしかった島バナナ!お庭でとれたものだそうです。
緑色の元気な野菜たちを眺めていると、心の中の夏がもりかえし、こちらまで元気な気持ちになります。
はじめて沖縄を離れて暮らす緑のコトリさんを思って、お母さんは手作りのラフテーや玄米ご飯やポーク缶なども送ってくれます。コトリも江戸をはなれ沖縄で暮らしていた時、コトリ母からたくさんの食料品が送られてきました(大好きなホタテ缶とか!)。
近くにいても、遠く離れていても、わたしたちを支えてくれる力は大きいです。
そんな愛に胸をはってこたえられる日々を送りたいと思います。(まだまだですが)





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