グスクすーじぐゎー日記

アースデイ東京２日目。本日は、メイン会場の代々木公園ではなくて、おとなりの明治神宮内「いのちの森」でのイベントに参加しました。
「アースデイいのちの森」は、2009年のアースデイ＝地球の日に合わせて始まったそうです。明治神宮という人が作ったの森の中で、生命の多様性やそのつながりを感じながら、母なる地球と、つながるいのちへの感謝の気持ちを捧げる祭りとして様々なプログラムが行なわれます。
代々木公園が物販中心なのに比べ、いのちの森は境内の中で行われるので物販は一切ありません。年々規模の大きくなるアースデイ東京ですが、こちらの「いのちの森」の姿勢はより初心に近いものように感じました。

そして、今日はその森をガイドさんと一緒に歩く「グリーンウォーク」に参加しました。何度も歩いたことのある神宮を、再発見できるよい機会になりました。「代々木」という名の由来、本殿へとつながる道の曲がり角の角度、集められた落ち葉の行方などなど。
「グリーンウォーク」のゴール地は、なんと神社の奥にひっそりとたたずむ田んぼでした。実際に、今回ガイドをしてくれた「ＮＰＯ法人響」が稲作をしています。収穫したお米は、神宮に奉納するそうです。

明治神宮の森は、90年前に造られた人工の森です。今ではオオタカを始めとする約50種の野鳥が棲息しています。高層ビルから東京を見下ろすと、この森は一際目をひきます。ビル群の間に突如として現れた緑の群生。人は自然をこわすばかりではなく、こんなふうに森を作ることもできるのかと思うと、なんだか少し救われた気持ちになります。