ホクレア号、沖縄に向かう

コトリ

2007年03月10日 23:59

 ここ数週間、コトリの心の中をいっぱいにしていることがあります。
それは、一隻の帆船(カヌー)のことです。その船の名前は「ホクレア号」。
ハワイ語でホクは「星」を、レアは「喜び」を意味します。
「喜びの星」という名をもったカヌーが、今、日本にむかっている。
なんて、すごいことでしょう!!
何がすごいかというと、ホクレア号は航海計器や海図を使わずに、古代の航海術だけを使ってこの大海原を旅してくるのです。星の位置や動きを頼りにしたこの航法を「スターナビゲーション」とよんでいます。星や波や風や雲、自然から進んでいく方向を教えてもらうのです。
船長は、ガイアシンフォニー第三番にも登場したハワイの英雄ナイノア・トンプソン

ホクレア号は、2007年1月19日(現地時間)、日本へ向けハワイ島を出発しました。
マーシャル諸島経由で日本までの約1万3000キロを約三カ月かけてやってきます。
日本の第一寄港地は、幸福にもここ沖縄。
4月下旬に沖縄・糸満の水平線の向こうにホクレア号の帆が現れる日を、心待ちにしています。
※カテゴリーに「ホクレア号」を作りました!

<ホクレア号関連ページ>
ハワイ州観光局/ホクレア号航海プロジェクトニュース
ホクレア号航海ブログ
ガイアシンフォニー/クレア号航海2007基金


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