余命
「自分の命はあとどのくらいだろう?」
というようなことを考えるようになるのは、一般的に何歳くらいなのだろう?
コトリはすでに何回かそんなことを考えたことがあります。
戦地になる場所に旅立つ時がそれでした。
そして健康診断で癌の疑いが出てしまった時。
命にかかわる時って、周りに心配させてはいけないという思いと、
自分自身の不安で口がかたくなります。
先日、生まれてはじめての「乳がん検査」を受けました。
30代になったら受けようと思っていたのです。
まあ大丈夫だと思うのですが、安心のためにもという気持ちで。
が、なんと要再検査(精密検査)のお知らせがやってきた~。
500人に1人が再検査になるというマンモグラフィー。
その1人に自分がなるとは・・・。
結果からいうと、精密検査の結果は異常なしでした。
とはいうものの、精密検査の結果が出るまで、自分なりに人生について考えてみました。
最悪、自分の命があとすこしだった場合、何かやりのこしたことはないか。
今までの人生、満足できているのか。癌になったら、進路の変更をするのかどうか。
不思議と落ち込むというよりは、静かな気持ちで自分の今まで過ごしてきた時間をふりかえりました。
「山あり谷ありながら、愛に包まれたいい人生だった。まあまあがんばってきたんじゃないかな」
と、なかなかの高評価。コトリは自分に甘いらしい・・・(笑)。
だけど、不思議なもので「乳がん」の再検査がわかった時から、いつもは見ないテレビをつけたら乳がんがテーマになっている番組がやっていたり、雑誌のコラムに、再検査にいく病院の担当医師が寄稿していたりと偶然が重なりはじめるのです。
おかげさまで「乳がん検査」や「乳がん治療」に、すこしばかり詳しくなりました。
次回にでも、そこらへんのお話をご紹介しようと思います。
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