一人の時間

コトリ

2007年04月17日 23:22

               

思いがけず一人の時間が訪れる時があります。
早く着き過ぎてしまったハラウ(フラの稽古場)での30分がそうでした。

目の前に小さな森が広がっていて、その向こうに街があって、そのもっと向こうには海。
大きな船が通りすぎ、太陽のすぐ横には飛行機のシュルエット。
やがて静かな海に、真っ赤な夕陽が沈んでいきます。
夕暮れ時、今日最後のおしゃべりをする小鳥たちに耳をすませ、目をつぶります。

30分って普段は短い時間だと思いますが、こんなふうに一人きりで自然と向き合っていると、時が止まっているように感じます。いろんなことが心にスーっとしみこんでくるように。

「孤独」ってけして悪いことじゃないよね?
これからも、何度でもこんな時間が訪れますように。


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