雨の久米島の過ごし方

コトリ

2007年06月11日 22:17

            

久米島の旅を忘れないうちに復習です。
緑のコトリさん運転で雨の中、島を小さく一周しました。
あいにくのお天気でしたが、シーズン前の平日だったため観光客にもほとんど会いませんでした。雨でもいかに楽しい気持ちで過ごすか。コトリ&緑コトコンビ挑戦しました。
まず最初に訪れたのは「久米島紬ユイマール館」。
コトリが久米島に一度はいってみたいと思っていた理由の一つに「久米島紬」がありました。
泥媒染(ドロバイセン)が特徴の黒っぽい織物です。植物と泥を使って染めるなんて素晴らしい。
染めの体験もできるのですが、泥は使わないということでやめました。
(奄美大島では泥媒染が体験できますよ!)

続いて、「比屋定バンタ」と「宇江城城址」。
晴れていたら最高であろう景勝地です。
「美しい海が眩しいほどのきらめきを放って・・・」
とガイドには書いてあります。宇江城城址は、沖縄で最も高い所にある城址だとか。雨雲につつまれて、グレーの海を見つめていると、なんだかここに長くはいてはいけない気持ちにすらなりました。

古来時計やカレンダーなどなかった時代、人々が季節を知るのに使っていた「太陽石」(ウティンダ石)。
なんだか、ホクレア号を思い出しました。

次は「ミーフガー」といわれる岩を訪れました。
「女岩」ともいわれ女性のシンボルとされ、
ここにお祈りすると子宝に恵まれると古来から言われているそうです。
城址では寒々しかった空気も、ミーフガーのある海岸に降り立つと温かい空気に変わっていました。
ここにずっと座っていたくなるような、やさしく包み込むような場所でした。

そして近くの岩場の断層をみると、赤茶色のステキな土が。
土コレクターとしては、興味しんしんな久米島の土です。
今年後半には、久米島の土で染めた布がコトリギャラリーに登場することでしょう。
お楽しみに!

そして、旅の最後は、久米島といえばの「畳石」。(←緑コトリの動画)
6角形の亀の甲羅の形をしています。
晴れていたらさぞ美しかったであろうこの景色。
でも曇っていたから、安心してお昼ねができました。

雨が一日中降っていたコトリバースデーは、「バーデハウス」で過ごしました。
海洋深層水のプールやスパがあります。
水はしょっぱく、ほんとうに海につかっているように気持ちよかったです。
屋外のジャグジーは、海を眺めながら雨にうたれながら最高だったな~。

   
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