夏の終わり

コトリ

2007年08月28日 22:58




ひさしぶりに過ごす東京の夏。
沖縄が32度くらいの時、東京では36度だとかすごい気温に。
あのアスファルトからの放射熱は独特の熱さだなと思います。
といっても、コトリは8月の一ヶ月間、窓の開け閉めのないクーラー完備の高層ビルで過ごしていました。
窓から見えるのは、どこまでも広がる高層ビル群。
実はこの景色に慣れるまで1週間くらいかかったのです。
「沖縄で働いていた時は、窓から外を眺めるとブルーの海がずっと向こうまで広がっていたな」
と、会社のお手洗いから見える都会の景色に涙ぐんだり。

東京育ちのコトリでもこんなふうに感じるのですから、
読谷村で海を見て育った緑のコトリさんもさぞさびしいことだろうとたずねると
「ん?ぜんぜん。ホームシックになっている場合じゃない」とクールなこたえ。
たしかに新しい土地での生活、新しい職場、はじめての電車通勤。
それだけで、いっぱいなのかもしれません。

いろんな気持ちをもって、東京に帰ってきました。
今はまだうまく言葉にいい表せないのですが、東京暮らしで感じる一つ一つが今ここにいる意味であったりするのです。

8月もあと3日。
うかうか仕事なんてしている間に、夏のしっぽが見えてきました。
今年の夏も一度きり。じんわりと大切に過ごそうと思います。

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