スタートしよう

コトリ

2011年04月04日 00:00




昨日と今日、神楽坂 kahoriで震災のチャリティーセミナーが開催されました。
心と身体のケアや危険察知方法などなど、今とても役立つお話をたくさんきくことができました。
東京にいるわたしたちは、震度5強という揺れや、電車が全線とまるという初めての経験をしましたが、被災地ではありません。地震翌日も、電車は走り、社会は変則的ながら動いていました。
静かに、とりみださないように、社会の流れを止めないように、ぐっとこらえてがんばっていた人も多いと思います。だからこそ、普段どおりにみえていても、心は傷ついているのかもしれません。

kahoriのかほるさんが、地震のあとにみんなが感じたであろう感情について話してくれました。

・心配、イライラ感情の高ぶり→緊張感
・落ちつかない、心がザワザワ、無気力→恐れ
・絶望感、喪失感→悲しみ

そんなネガティブな感情もすべて、人間が生きるうえで神さまがくれた必要なものだと。
緊張感は「何かをやろう、生み出そう」という時におこる。恐れは身を守るためだし、悲しみは状況を受け入れいるために必要なのだと教えてくれました。

わたしは、地震のあとずっと心がザワザワして、時に無気力になりました。
そして今は、人の命のはかなさと、汚染された土と空気と水のことを考えて悲しくなる時があります。とはいえ、この状況を、大きな変容を受け入れはじめることができたのか、気持ちは前を向いています。

4月3日の今夜、新月をむかえました。
かほるさんが今回チャリティーセミナーをひらいたのは「被災地を応援するわたしたちの心が元気でなければ応援ができない。だから自分たちが元気になれるようにケアしよう」ということでした。
ほんとうにそう思います。

4月になり意識が切り替わりました。
スタートしようと思います。

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