草と土色のマフラー展 どんぐり

コトリ

2011年09月12日 15:59



秋が深まると、大きな樹がたくさんはえている公園にいそいそと向かいます。
片手にはビニール袋、片手には「樹木図鑑」をもって。

リスの冬支度ではないけれど、収穫の秋、どんぐりをたくさん集めます。
「どんぐり」とひとくくりにいっていたけれど、樹によってどんぐりの形も帽子の柄もさまざまです。
どんぐり(団栗)はブナ科のクヌギ・カシ・ナラ・カシワ・クリなどの果実を総称して呼ぶものだそうです。

とある公園に大きなシラカシの樹があります。
広げられた枝は端から端までで30mはあるでしょうか。
少し丘のようにもりあがった芝生広場に、ぽつんと立っています。
幹には包帯がしてあります。どこかいたいのかな?
樹の周りには、いつも子どもやお母さんたちが座っています。

そして秋になると、どんぐりをポコポコと落とします。
たぶん1シーズンに落とすどんぐりの数は数千個?
そこから芽を出して、樹に育っていく確率はどんなものだろうかと気が遠くなる。

染まった布の色は、ひかえめなベージュ色。
緑色の森を描きたくなるそんな色。






2011年9月19日~25日
コトリ工房作品展開催!
(東京・西荻窪・ギャラリー夢卵)
どんぐりのマフラー2本

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