ファミリーツリーなお正月
暮れからお正月にかけて、デンマークに暮らす姉一家が東京に遊びにきていました。
今回は、昨年生まれた赤ちゃんを連れての4年ぶりの帰国。
そして、近所に住んでいる兄一家の子ども3人も加わり、実家はいつもの10倍くらいのにぎやかさでした。
子どものパワーとかわいらしさってすごい。
土にまいた種が発芽し、みるたびにグングンと成長していくのを眺めるような気持ち。
クリスマス、大晦日、お正月とひさしぶりに大家族で過ごして、
もみくちゃになりながらかけぬけていった日々も今日で一だんらく。
ということで、年賀状も1枚も書けていません・・・。
ねえさんに「また日本にナンナン連れて遊びにきてね」と言ったら、「えっ、そんなにこれないよ。地震くるかもしれないし」と言われ、そうだよなーと思いました。今度、また大きな地震がきたら、日本がどうなるかすらわからないものね。生きて、またみんなで元気に会えたことこそ奇跡かもしれない。
ナンナン、まだ小さいのに、海を渡ってみんなに会いにきてくれてありがとう。
この2週間でほんとうに大好きになって、それはたぶん血がつながっているとかそういうことだけじゃなくて、ナンナンという存在がわたしの心にぴたっとフィットしたのだと思います。
あの姉を母親として選んできたナンナンの魂ってそうとう強いはず。
それだけでも尊敬します。(姉さんが読んでいませんように。)
5年前には影すらみえなかった子どもたちが、ファミリーツリーに加わってくれたことが、ほんとうにうれしいです。もっと言えば、わたしたち3人兄弟は、10年前には今とはまったく違う環境のなかで、それぞれが暮らしていました。悩みを相談しあうような兄弟ではまったくないけれど、同じ頃人生の変わり目を経験していたような気がします。
「今、今」という瞬間に今は過ぎていくけれど、変化のなかに感じる今が大好きです。
2012年という今に集中します。
関連記事