声を出す旅 ~久高島編~
「声をお腹から出す」。
最近、意図せずして出会うものが「複式発声(呼吸)」です。
だから、きっと今のわたしに必要なことなんだなーと思って、流れにのることにしました。
先日、ハワイから小田まゆみさんという女神を描くアーティストが来沖していました。
それで、友人たちと合宿形式のワークショップに参加したのです。
場所は久高島だったのですが、島に向かう朝、わたしの声は小さい音しか出せなくなっていました。
その1週間前から喉が痛み始めて、ハーブティーをのんだり、アロマをたいたりして、なんとかやり過ごしていたのですが(いつもなら、ここでくいとめられるのに)、症状は日に日に悪くなり、眠るときに横になると咳がとまらなくなってしまいます。ほかの症状はなかったので、風邪ではないような気がします。
そして、久高島に到着。1日前からワークショップははじまっていて、ヨガや瞑想をすでにはじめていた仲間たちは、すでにデトックスがはじまっているのか、みんなゆるゆる眠そう。
ごはんは、
cafe ioncaのナオミさんが一緒に合宿しながら作ってくれたので、朝昼晩と新鮮沖縄野菜のローフード! いろんなものが身体から出ていきます。
さて、わたしが最初に参加したワークは、「あー」とか「いー」とか、複式呼吸で発声しながら身体に意識を向けるもの。「声でないし・・・」と正直思ったのですが、あれ?みんなと一緒だと思いのほか大きな声がでる。
丹田(おへその下)から身体の中心を通って上にあがっていき、最後は頭頂部からぬけていくイメージをしながら。のどにつまっていたものが、声をとおすことでポロっと出た感じ。
その後もワークは続き、ヨガをしたり、歌うような瞑想をしました。
不思議ですが、喉の炎症が悪化するどころか、どんどん声が出るようになりました。
今回のワークショップで、こんなに声を出すとも知りませんでしたし(行ってみるまで内容がわからなかったのです)、今回に限って直前まで喉や気管がこんなに不調になるなんて、けして偶然ではないと感じました。
(つづく)
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