声を出す旅 ~玉城編~

コトリ

2013年02月14日 09:16




お腹から声を出すことが、こんなに気持ちよいこととは知りませんでした。
旅の前に、咳と気管支炎に苦しんだからよけいに、感じたのだと思います。
夜眠る時は、やはり咳が出るのですが、だいぶよくなってきました。

久高島から本島に移動し、対岸の玉城で1泊しました。
ドントさんとさちほさんのお家「八角堂」です。
「八角堂」の床の下には隕石がうめられているそうですよ。
その晩、わたしたちは隕石の上で、風の音をききながら眠りました。

翌朝、日の出を見に海岸に行きました。
まだ暗くて、風は少し冷たいです。でも、裸足になって砂浜の感触を味わいました。
お日さまが海から顔をだしはじめると、ハワイの太陽がのぼってくるという意味のチャントをみんなで唱えました。
もちろん複式呼吸です。太陽が雲間から顔を出すと「朝だ!朝だ!」とみんなで飛び跳ねました。
「どうして毎日、これができない?」とまゆみさん。
そう、繰り返されるいつもの日々のなかでも、太陽がのぼる喜びや、自然のなかで生かされている感謝を忘れないでいたいなと思います。

八角堂に戻ると、さちほさんがライアを奏でるなか、「音瞑想」がはじまりました。
丹田に光をイメージして、声とともにお腹から頭にぬけていきます。
「これは自分の声なのか?」と思うほど、大きな声がでます。身体全体が重低音のスピーカーのようです。目はつぶっているのですが、ものすごく明るい光をずっと感じていました。

2泊3日の旅が終わる頃、わたしの喉の不調はすっかり治っていました。
そして、わたしが出した結論。
「喉のつまりは、心のつまり」。

胸にある気持ちを表現できない時、湧き上がる思いが喉でつまって行き場を失います。
思いが大きければ大きいほど、つまってしまったらさあ大変。
逆にいえば、喉元(第5チャクラ)がいつも開いていたら、表現力も高まるはず。
ということで、カラオケすら行かない歌が苦手なわたしが、ヴォイストレーニングをはじめました。

週に1回、「うーみーのあおさーに、そーらのあお~」と歌っています。おかしい。






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