2005年12月07日 23:13
私は、通販の受注センターで、毎日、何百という数の封書の開封作業をしています。
封筒の中には、通常、化粧品の申し込み用紙や割引券が入っています。
時々、開封しながら「爆弾入りの荷物を開封した人の指がとんだ」とか「郵便物の中に、劇薬の白い粉がはいっていた」とか、そんなニュースを思い出すことがあります。
「この中に危険なものが入っていて、怪我したり、死んでしまったらイヤだなー」
とひそかに思いながら、もくもくと作業をしています。
そしてついに、昨日、怪しげな封筒を手にしたのです。
いつもは電動のオープナーで次々ととぎれることなく開封していくのですが、
勘のいいコトリは(?)、一通の封筒で手が止まりました。
その封筒をもちあげ、少しふってみるとカサカサという音がしました。
怪しいと思い、光に封筒を透かしてみると、紙切れと一緒に粉のようなものが見えました。