リヤカー商会、再び!!
今日は、
壺屋2LDKの物件を見にいきました。
築浅ですし、間取りも収納も文句なしでしたが、大きな窓を開けると
となりの家の壁。南向きといいながら、部屋の暗さはこのせいでした。
「窓から見える景色」は部屋選びの、上位条件にはいるので×。
では、またということで不動産屋さんと別れたあと、
ふと前を見ると小さな
自転車屋さんらしきものがあります。
近づいていくと、
自転車の工具や材料がぎっしりつまった小さなお店の中で、
黙々と作業をする
おじさんが。もしや、もしやと思いながら「コンニチハ。」と小さな声で話しかけると、やっぱりあのおじさんだ!!
以前、8月の壺屋日記で閉店を悲しんだ「リヤカー商会」が、こんなところで営業しているとは、驚き&喜びでした。
おじさんの仕事をする姿勢に憧れ、尊敬していたのです。ある日、突然ひめゆり通り沿いにあったお店が閉じられ「貸し店舗」になっていた時には、もうあのおじさんに会えないのかと本気で悲しくなりました。どこに行けば、おじさんに会えるのだろうかと思っていました。
コトリ「もう、お店なくなっちゃたかと思っていました」
おじさん「あっちは10万円で借りていたけど、自分の家に戻ってきた」
コトリ「ここおじさんの家なんですか?」
おじさん「そう。」
コトリ「また、自転車こわれたらお願いしますね」
ああ、なんとうれしい再会でしょうか。
おじさんは、もう年なので引退したか、もしくは病気になって仕事ができなくなったのかと心配していたので、こうして大通りから少しひっこんだところで、今も変わらずキラキラ働いているリヤカー商会のおじさんを見ることができて、ほんとうによかった。
ひやかしでも物件を見に来なかったら、出会えなかった出来事です。
小さな偶然を大切にします。
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