2006年05月23日 03:26
先週に引き続き、「休日の森」シリーズ第二弾。
長野県の安曇野に行ってきました。
新緑が美しく、木々の間を歩いているだけで、体の中の細胞がどんどんみずみずしく生き返っていく感じ。遠くにみえる山々には、まだ雪が積もっていました。森を流れる清流の音が、今も聴こえてくるようです。
宿泊したのは「森のおうち」の中にあるステキなコテージ。敷地内には絵本美術館があり、絵本の原画が展示されていたり、絵本の図書室もあります。館長さんは、宮沢賢治さんのファンということで、コテージの名前も「ジョバンニ」。喫茶店のメニューも「注文の多いカレーライス」などなど、そこかしこに賢治ワールドが。窓から眺める景色は「緑色のフィルターをかけているのでは?」と思ってしまうほどの、緑色に包まれた森の世界でした。
この日は「森のおうち」で結婚式があり、雨上がりの森でかわいいカップルが、みんなに祝福されていました。森にはエンヤの音楽が響き、「森のおうち」まで続くバージンロードを歩く花嫁さんと父。それを待つ花婿さん。見守る家族や友だちたち。「豪華でセレブな感じのホテルでやるより、こっちのほうがずっとステキ」と思いながら幸せな2人を眺めていました。
にぎやかに、そして静かに森の1日は過ぎていきました。
(続く)