ほおずき市とシークヮーサー

コトリ

2006年07月10日 00:00

9日、10日と東京の浅草寺の境内で「ほおずき市」が開催されています。コトリは沖縄にいるので遊びに行けませんが、7月10日にお参りすると、4万6千日(127日)お参りをしたのと同じご利益があるとされているそうです。

それはそうと、浅草寺は1年に必ず数回は行くお気に入りの場所です。東京の下町を代表する「浅草」の昔っぽい雰囲気がワクワクするのです。外国みやげにしか買わないような浮世絵や「東京」の文字入りのT シャツ。人形焼きや焼きたての煎餅や揚げまんじゅう。老舗の天ぷら屋さんに洋食屋さん。軒を連ねる縁日。雷門の前で記念撮影をする人たちを見ると「あぁ、なんだか平和だなー」とほっとするのです。

どんどん変わっていく東京の街並み。お台場、汐留、六本木ヒルズ、表参道ヒルズ・・・。近代的で、迷路みたいで、洗練されていて、高級そうで、外国みたいな雰囲気で、ぜんぜんスキになれない。
沖縄の濃い文化にふれると「東京らしさって何だろう?」と時々考えてしまいます。もしかしたら、「らしさ」なんて考えている間もないほど、姿を変えていくあのスピードこそが「東京」なのかな。

「ひさしぶりに、ほおずき市行きたいなぁ」と思いながら、テーブルの上のシークヮーサーを眺めるのでした。にんじん&バナナジュースに入れたらおいしいだろうなぁ。

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