めぇみちの「おむすび」

コトリ

2007年05月09日 23:46

         

会社の休憩室で、みんなでご飯を食べながら「おむすび」の話題が出ました。
手のひらでじかにおむすびをにぎるか、ラップの上にご飯をのせてつつむようににぎるか。
大きさは、小さいのより大きいほうがいいとか、コンビニのおむすびは機械でにぎっているからどうもおいしくないとか。

コトリもおむすび作りにはちょっとこだわりがありました。
青森の「森のイスキア」佐藤初女さんの本を5年くらい前に読んだのがきっかけです。
手になるべく水をつけずに、指ではなくて、手のひらでつつむようにおむすびをにぎる。
できたおむすびは、お米が呼吸できるように、ラップではなく布で包んでおく。
そんな感じです。でも確かに、初女さん方式でおむすびを作るようになっておいしくなりました。

前置きが長くなりましたが、この初女さんからおむすび作りを伝授してもらい、那覇でおむすび屋さんを開いている人がいるというのを以前から聞いていました。
お店は昼時の3時間くらいしかあいていないようなので、なかなかいけずじまいでしたが、ついにいってきました!場所は泊小学校の向かい側の瓦屋根のお家。そう、お店というよりはお家という雰囲気のこじんまりとした「おむすび屋」さん。
おむすび1個、かちゅーゆ(かつおぶしのお味噌汁)、漬物、魚の干物の4点で500円。
お米は山形直送の有機米三分玄米にお豆が何種類か混ざっています。
海苔は静岡直送の焼海苔。お塩は粟国の塩だそうです。
素晴らしいこだわりです。ほっかほかのおむすび、とってもおいしかったです。
やはり日本人は米でしょう!米文化ばんざい!

7月には桜坂劇場に佐藤初女さんがいらっしゃるそうです。
とっても、ステキなご婦人です。凛として、しゃんとして、深いまなざしをもっています。


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