今いる場所を大切に。

コトリ

2010年07月30日 21:55

別々の場所で本をめくった時、同じページが開くってこともあるもんなんだ。
2週間前に本屋さんでふと手にとった本と、数日前に鍼灸医院で手にとった本が偶然同じで、開いたページも同じでした。

ジェームズ・アレンの本。
そこに書いてあったのは「狭いアパートを楽園に変えよう」という言葉。

ジェームズ・アレンの言葉を要約すると、
今狭いアパートに住んでいたとして、もっと広い一軒家に移りたいなと思ったら、今暮らしているそのアパートを磨き上げ、最高の住まいにしなさい。今いる所を否定したら、それすらも失うことになるかもしれない。今の環境を自分のできる範囲で快適に心地よくすれば、やがて理想の家が近づいてくる。

同じようなことを、緑のコトリさんにも言われていました。今できない人が、場所を変えたってできるようにはならないよ。まずは机の上を整理したらって。きびしい~。でも、ほんとうだ。

この10日ばかり、自分の机まわりにある荷物と本棚と向き合いました。なんだかわからないけれど、とっておいた紙類も1枚1枚チェックして、今はいらないものは処分。本だって、紙だって、いらないといっても、どこかしら大切だと思っていたからとっておいたものだけど。でも荷物におしつぶされて窒息する前にさよならしておかないとね。

ようやく机周りがすっきりとしてきました。手離す作業は、忍耐がいりました。すべてを放りなげてどこかにいってしまいたいと思う瞬間も何度か。でも7月中にできてよかったです。
今日は、クローゼットの中もごっそり捨てました。一度、しまった冬物もとりだして処分。
今、透明ゴミ袋にはいった洋服たちがとなりにいます。目にはいるうちはちょっと辛いのですが、捨ててしまえばすっきりなのかも。

新しいものを手にいれたかったら、スペースを作っておかないといけません。
その新しいものが何かはまだ自分でもわからないのですが。

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