古い家
鬼子母神へ向かうケヤキ並木の道。
ここだけタイムトリップしたかのような昭和の香り。
昭和8年に建てられた長屋がいい雰囲気を出しています。
木枠の引き戸や扉が心をくすぐります。
大切にされてきた古い建物というのは、どうしてこんなにほっとするのだろう。
刻まれた時が、やさしさや涙やあたたかさの層になって、建物のオーラになってつつみこむ。
最近、家探しのことを日記に書いていませんでしたが、ひそかに宝探しの日々は続いています。
近所の散歩がとても楽しいです。
坂をのぼり、角をまがり、小道にはいり、緑をみつけ、風に吹かれます。
わたしたちが暮らすことになるかもしれない、そう思うと今までは気にもしていなかった家々が、ぽっと明るく笑っているようにみえます。
暮らす場所を選べるというのは、なんて幸せなんだろう。
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