鳥の声をきいたか?
明日は慰霊の日です。6月5日芒種の日(種まきの日)に始まったpeace♪ peace♪ peace♪「鳥の声をきいたか?」 展は、慰霊の日に終幕を迎えます。
小鳥たちとともに平和を祈った3週間。
おだやかな気持ちで過ごすことのできる状態を平和と感じました。
そうそう、「鳥の声をきいたか?」という作品展名は、宮本武蔵の逸話からきています。
ある日、武蔵が剣の達人ではある柳生石舟斎に斬りかかっていきますが、石舟斎は武蔵を手ではたき、武蔵は道場に転がってしまいます。その時、柳生石舟斎はこう言ったといいます。
「武蔵よ、鳥の鳴き声が聞こえていたか?」
勝つことだけを考え、おのれにとらわれていた武蔵には、無論、外の世界は見えず、鳥の声にも気がつかなかったのです。
鳥の声も、風の音も、自然のなかにいつも存在します。
それに気がつくか、気がつかないかはその人次第。
大切なことって、心をすまし、自分の内側と外の世界とが、スーっとつながった時わかるような気がします。
ちなみに「鳥の声をきいたか?」というメッセージは、カフェイオンカのどこかの壁にかかれています。オーナーのなおみさんが大切にしている言葉の一つときいて、今回の作品展は実現しました。
6月23日(日)は、最終日です。カフェはお休みですが、展示をみることができます。
時間は11時から13時半頃までです。
その時間に、もしも間に合う人がいたらぜひいらしてください。
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