森と湖~釧路湿原
どこまでも広い。広すぎて、小さな街で暮らすわたしの定規では測れない領域。
東京をいくつもすっぽりおおってしまう面積だとききました。
その広大な湿地帯はほとんど手つかずの自然がのこされ、大昔と変わらない景色。
でも3000年くらい前は、ここは海。湿地に点在する湖や沼は、海の中にあった大きな穴で今もこうして水をたたえている。
なんだろう。自分がちっぽけに見えるとか、そういうレベルではなく、この地球にポロっとこぼれ落ちたのが人なんだと、人ありきではなく自然があったからこそ、今ここにいるんだという気持ち。
釧路湿原に行ったのは初めてでした。
でも、時々日常生活のなかで「大きな自然の中にいきたい」と想像していたのは、もしかしたらこの景色だったのかもと思いました。
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