本橋成一×スズキコージ ゲンパツイラナイ展
クレヨンハウスの
「原発とエネルギーを学ぶ朝の教室」第11回に参加してきました。
絵本作家の
スズキコージさんと、映画監督・写真家の
本橋成一さんの会でした。
スズキコージさんの天才的な発想の絵本が好きだし、本橋さんの映画「
アレクセイと泉」はみんなに見てほしいし、チェルノブイリ原発事故の被災地で暮らす人々を撮影した「
ナージャの村」はぜひ見てみたいと思っています。
芸術家とか、作家とか、クリエイティブな人たちで、原発に賛成している人はいないんじゃないかなと、最近思います。だって、経済だけを優先したあの危険なシステムは、人間らしいクリエイティブさとは正反対の世界にあるものだから。
震災後、何人かの有名なアーティストの声を聞く機会がありましたが、多くの人はものづくりをやっていることに「こんなことしている場合か?」と手が一時手が止まってしまったようですが、スズキコージさんは、浜松出身ですが、震災後すぐに
「ヤメマイカ浜岡原発」というチラシを5000部作り配ったそうです。そしてあっという間に配り終わり、追加で5000部も配布。
現在、東京。青山のクレヨンハウスで、本橋成一さんのベラルーシ3部作の写真集の写真をザクザクと切り刻み、スズキコージさんが縦横無尽にコラージュした作品展でが開催されています。
表現するのをけしてやめない。やめてどうする。
お二人の熱い気持ちが伝わってきます。
「自然な愛の営みである子どもを作ることを躊躇させるような世の中は絶対にゆるさ~ん」
(by スズキコージ)
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