緑の小鳥という名のお茶屋さんで
東京の四谷に
「Green Bird」という名前の日本茶Cafeがあります。
緑茶や
ほうじ茶や
黒豆茶などが飲めます。
ユニークなのは、
ほうじ茶ミルク。黒前茶には、黒蜜を入れたりします。
お茶がなくなったら、お湯のおかわりは自由です。
お湯を継ぎ足しながら、お友だちとのおしゃべりは続きます。
東京に帰ってきた時は、毎回会っておしゃべりするハットリちゃん。
東京の職業訓練校で知り合った友だちです。
どちらかというと趣味も性格も正反対な2人です。
私が木のぬくもりを好むなら、彼女はメタリックなクールさを好みます。
私の部屋がものであふれているなら、彼女の部屋はすっきり整然としています。
私がメソメソしているなら、彼女はバッサリときりはなすことができます。
という感じの2人ですが、
世間に対する見方とか、自分のもっている理想とか、
意識の方向とかは似たものがあるような気がします。
はっとりちゃんには、ずっと胸にくすぶっている(ごめんね!)夢があります。
違う方向にいったり、忘れようとしたり、迷ったりしながらも
どうしてもまたもどってきてしまうところこそ、
「自分のいるべき場所」なんだなーと思うのです。
私もそうですが、自分が一番大切に思っていることを、
この世界で実現していこうとすることは、案外勇気がいるものです。
「ほんの少し好き」くらいのことをするのは、簡単なことなのに。
「やる」「やらない」、「続ける」「やめる」の繰り返しの思いの中、
まだまだ人生は続いていくのだなと思いながら、
「緑の小鳥」の夜は過ぎていくのでした。
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