春ですね、リルビ!

コトリ

2006年03月11日 21:46

春~初夏にかけては、一番スキな季節。
朝、起きるとなんとも言えずうれしい気分。
家のまわりで野鳥たちの歌声が一段と楽しげになってきたのを感じます。今日だけでも、野鳥図鑑にでてきそうな小鳥を2羽すぐ近くで見つけました。少し高いところで、ほんとうにうれしそうに気持ちよさそうに、ノドをふるわせて歌っているのです。あんなに小さいのに、あんなに大きな声で。

そしてベランダから外を眺めていると、ひさしぶりに近所の犬「リルビ」がフラフラと歩いていました。よくご主人さまに「リルビ!リルビ!戻ってきなさい」と叫ばれている犬です。
「リルビ」なんていうから小さな犬かと思っていましたが、実はけっこう大きい。もう老犬なのか、歩き方もヨタヨタしています。でも顔は自由に外を歩けるのがうれしそうに輝いています。
今日もポカポカ陽気の中、空を見上げたり、草に鼻をつけたり幸せそうでした。
ネコたちも、親子で一列になって日なたでお昼ねしています。
みんな動きがゆったりなんです。
今日は筑前煮を作ったので、鶏肉の皮とダシをとったあとの鰹節をネコ一家に贈呈しました。
わたしの苦手な鶏肉の皮をおいしそうに食べてる、食べてる。
いつも苦手だから皮をはがすのですが、捨てるのは鶏肉に悪い気持ちでいたのです。
でも、これからはネコ一家に食べてもらえると思ったら、ほっとしました。

ネコ一家がムシャムシャ食べるのを見届けて、振り返ると今度は小さなアイフル犬が「ワン、ワン!」しっぽをふりながら、怒った顔をしてこちらにほえてきました。このアイフル犬、会社に行くときわたしの自転車のあと追いかけてきたことがあります。スキなんだか、キライなんだかわからないのです。

壺屋動物園、春になりさらに活気が出てきました。
壺屋に暮らしていると、街で暮らしているのは人間だけじゃないないということを、日々感じます。
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