2010年08月09日

映画週間でした

ここ最近、映画(映像)をたて続けに3本みました。
どれも、世界の未来を考えるよい機会になりました。
自主上映などでしか見られない映画なので、もしも機会がありましたらぜひご覧ください。

「Aloha!未来」
~ハワイと日本の魂を繋いだ「ホクレア号」大航海の軌跡~
映像製作:吉田清継


内容:2007年に伝統航海術(スターナビゲーション)で、ハワイから日本にやってきたカヌーのドキュメンタリー映像。(映像にも出てくる、ホクレア号のクルーたちに伝統航海術を教えたサタワル島のマウ師が、この7月に亡くなられました)

感想:日本は海に浮かぶ美しい島国で、わたしたちは海洋民族なんだということを思い出すことができました。ホクレア号が2007年の1月にハワイを出発してから、4月に沖縄に到着するまでの1万キロの道のり。そこから日本の島々をめぐる旅。見ているわたし自身がカヌーになって、自分のルーツをたどっていくような気持ちになりました。

地球交響曲第七番
監督:龍村仁


内容: 地球交響曲7作目のテーマは、「自然治癒力」。全ての生命体の中で働き続けている「自然治癒力」とは、なにか。
出演:アンドルー・ワイル(アリゾナ大学医学部教授、医学博士)
高野孝子(環境教育活動家、NPO法人エコプラス主宰)
グレッグ・レモン(元「ツール・ド・フランス」チャンピオン)

感想:今、母なる地球(自然環境)が危機的な状況にあるというのは、多方面から耳にします。人の心と身体も然り。では、今の自分に何ができるのか?その答えは、あきらめることでも、恨むことでも、悔やむことでもないのは確かな気がします。奇跡を起こす力は自分たち一人一人の中にある、そう思える映画でした。


「島の色 静かな声」
監督:茂木綾子


内容:沖縄県西表島で暮らす染織家石垣昭子と唄者石垣金星のドキュメンタリー。
ゆっくりと流れる島の時間、自然とともに生きる人々。

感想:映像の中で、つねに風が吹いて木々をバサバサとゆらしているのが印象的でした。金星さんも昭子さんも、たくましく、どこまでもありのままの自分でいられる人たちなんだなと思いました。金星さんは何度か海で死にかけたことがあって、その時すら「恐怖」を感じなかったという言葉をきいて、自然の一部になって生きている人の強さを感じました。



同じカテゴリー(日々のこと)の記事
木の器
木の器(2014-07-25 10:55)

窓辺のお客さま
窓辺のお客さま(2014-05-20 12:27)

グスク
グスク(2014-05-14 13:19)

夏のアイテム
夏のアイテム(2014-05-13 12:45)

ブログの行方
ブログの行方(2014-05-09 18:45)


Posted by コトリ at 12:39│Comments(2)日々のこと
この記事へのコメント
コトリちゃんお久しぶり♪
私も先週ガイアシンフォニー第七番を観て来ました。
第一番を初めて10代の頃に観て、自分の人生観を変えてくれた映画。

第二番までは観れてたけど…
その後は忙しない生活に追われる毎日で観る機会も
観ようとする機会さえ素通りして
いつの間にか二十年近くが経過。

時は経過しても、やはり心に与えてくれたものは大きかった
私にとってのバイブル的存在のモノでした。
空白の第三番から第六番のDVD購入を考え中~♪

コトリちゃんは、あまり会えずとも
二十数年経過する今でも繋がりを感じられるのは
魂の友なのかもしれないね♪
Posted by ゆきえ at 2010年08月10日 09:38
ゆきえちゃん

おひさしぶり!
そうかー、10代ではじめてガイアシンフォニーをみたんだね。
わたしが、ガイアシンフォニーを知ったのは、10年くらい前なんだ。
つまりだいぶ大人になってから。
第一番を作った監督は50代で、第七番を作った現在は70代。
貫いているよね。いつも、すごいなーと思う。
DVD、わたしもいつかほしいな。
6番以外は映画館でみたけれど。
ゆきえちゃんにもひさしぶりに会いたいな。
たしかに、あまりあえないけれどずっとつながっているよね。
Posted by コトリ at 2010年08月10日 21:21
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。