2011年02月22日

今、ここにいるということ。

生きている間、どんな人がそばにいて、どんな思いで過ごしているか、それが大切。
では自分は満足のいく人生を生きているのか。
まだ叶っていない夢や、未来に対する少しの不安もあるけれど、幸せであることには変わりない。

友だちのお母さんがなくなって、この1週間いろいろと感じることがありました。
近しい人でも、ニュースの中の人でも、動物でも、植物でも、この世界から去っていくということに、いつまでたっても慣れることはありません。
自分の中で保っている微細なバランスのようなものが、一瞬グラグラとゆれるのです。
そのゆれが夢の中にもあらわれるのか、もう会えないはずの大切な人と会えたり。
でも、もうその人はこの世にはいないというのもしっかりとわかっていて。

友だちはお母さんと一緒に、毎年、沖縄の竹富島に旅をしていました。
はじめは何気なくお母さんを誘ったのがはじまりですが、そのうちお母さんが竹富島をとても気に入って、モズク採りの季節には必ず親子でいっていました。
去年、お母さんの体調が悪くなってからも、二人は島に渡りました。
その直後、お母さんの体調は少しよくなったというのを聞いて、人は好きな場所や好きな人といるのが一番なんだなとあらためて思ったものです。

命には限りがある。だからこそ「今、生きている」という贈り物を、大切にしたいです。
お友だちは、お母さんとかけがえのない時間を共に過ごしてきたと思います。
わたしも家族や友だちを大切にします。


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Posted by コトリ at 14:45│Comments(0)日々のこと
 
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