2012年10月01日
電気がない一日
台風17号は、猛スピードで日本列島をかけめぐっていきましたね。
那覇の首里にあるわたしの家では、ほぼ丸一日電気が止まりました。
最初は「1時間もすれば復旧するでしょう」なんて甘く考えていたんですが、待てども待てども電気はもどってこない。幸い、ガスと水道はいつも通りだったので助かりました。
ちゃぶ台の上に、キャンドルを並べて晩ご飯。
思えば手で電気をおこす小さな懐中電燈しかもっていなかったのです。
台所には、小さなランタンをさげ料理しました。
扇風機の音も、冷蔵庫の音も、ファンがまわる音もない夜。
小さな灯りのなかでは、本も読めない。
お日さまが沈む前にと、買ったばかりの本を必死に読みました。
一番気になったのは冷蔵庫のなかの食料。
それほど買いだめはしない家なので、冷凍庫の氷が少しとけたくらいでした。
結局、眠りにつくまで電気はもどらず。
明け方(午前4時頃)、となりの部屋からオレンジ色の光がさしこみ、「朝日?」と目をさますと、20時間ぶりくらいに電気がついていました。
台所からは、冷蔵庫のジーっというかすかな音。
停電の間、太陽のこと、電気のこと、自然のこと、自分なりに考えるよい機会になりました。
24時間いつでも電気が通っている生活のなかで、太陽がのぼっているうちに活動をするという、ごく自然な営みの意味はうすめられ、よくも悪くも地球のリズムから遠ざかった生活が可能になりました。
電気の恩恵、すごく大きいです。
どれだけ、いつも電気にお世話になっているか。
太陽がのぼり沈むサイクル、太古から変わっていません。
これまた奇跡です。
人は生かされているんですね。
台風17号が教えてくれたこと。
那覇の首里にあるわたしの家では、ほぼ丸一日電気が止まりました。
最初は「1時間もすれば復旧するでしょう」なんて甘く考えていたんですが、待てども待てども電気はもどってこない。幸い、ガスと水道はいつも通りだったので助かりました。
ちゃぶ台の上に、キャンドルを並べて晩ご飯。
思えば手で電気をおこす小さな懐中電燈しかもっていなかったのです。
台所には、小さなランタンをさげ料理しました。
扇風機の音も、冷蔵庫の音も、ファンがまわる音もない夜。
小さな灯りのなかでは、本も読めない。
お日さまが沈む前にと、買ったばかりの本を必死に読みました。
一番気になったのは冷蔵庫のなかの食料。
それほど買いだめはしない家なので、冷凍庫の氷が少しとけたくらいでした。
結局、眠りにつくまで電気はもどらず。
明け方(午前4時頃)、となりの部屋からオレンジ色の光がさしこみ、「朝日?」と目をさますと、20時間ぶりくらいに電気がついていました。
台所からは、冷蔵庫のジーっというかすかな音。
停電の間、太陽のこと、電気のこと、自然のこと、自分なりに考えるよい機会になりました。
24時間いつでも電気が通っている生活のなかで、太陽がのぼっているうちに活動をするという、ごく自然な営みの意味はうすめられ、よくも悪くも地球のリズムから遠ざかった生活が可能になりました。
電気の恩恵、すごく大きいです。
どれだけ、いつも電気にお世話になっているか。
太陽がのぼり沈むサイクル、太古から変わっていません。
これまた奇跡です。
人は生かされているんですね。
台風17号が教えてくれたこと。
Posted by コトリ at 17:58│Comments(0)
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