秋の音を聴く。
この季節になると、夜聴こえてくる音があります。
場所は壺屋町民館からです。
「サー、サー、サー、サー」。
旗頭の練習する声と音。あと10日もすれば那覇の
大綱引きです。
今も窓から大人たちのかけ声が聴こえてきます。
夕方には子供たちの声が。
壺屋に暮らすようになってからは、すっかり秋のBGMになりました。
夏のBGMは与儀公園から聴こえてくる
エイサーの音。
1年の生活の中に祭りの音があるのは、沖縄にいればあたり前のことかもしれませんが、
コトリにとってはとても新鮮で、すごいなーと感心することの一つです。
沖縄に暮らしていると、四季の変化が小さいかわりに、文化的なことによって季節の移り変わりを感じることができるような気がします。
1年が
旧暦にあわせて進んでいくのも、人の体にはしっくりくる。
いつか沖縄ではないところで暮らすことになっても、この1年のリズムをしっかり焼き付けておきたいなと思うのでした。
関連記事