工芸指導所展

コトリ

2007年03月14日 17:44

          

楽しみにしていた「工芸指導所展」にいってきました。
何が楽しみかというと、これから職人として巣立っていく生徒さんたちの作品を見ること、
そして気にいったものがあれば購入できるということ。
工芸指導所では、木工・漆工・紅型・織物の研修を受けることができます。
ただ紅型・織物に関しては、ある程度の経験が必要なので、コトリもいつか本格的に着物や帯などを染める職人になりたいと思った時は研修受けさせてもらいたいなと思っています。
紅型の着物ステキだった~。ある程度の工程を知っているので、着物一つ仕上げることの大変さを感心しながらみつめていました。

さて、去年は2日目にいったのですが、木工作品は完売状態だったので、今年は初日のオープンと同時にいってきました。沖縄県産の木材で作った大きなちゃぶ台がほしいなと、頭に思い浮かべいきました。ちゃぶ台はありませんでしたが、県産の木で作ったイスや道具箱や文机や食器など、手のぬくもりがこもったステキな作品たちがあふれていました。
熟練の職人さんが作った完成度の高い作品も素晴らしいですが、作ることの楽しさ、むずかしさをわかりはじめた夢いっぱいの職人さんの作品も素晴らしいと思うのです。
手技の世界は、厳しい道ではあると思うのですが、デジタルな物事に席巻されつつある世界の中で、あえてアナログの道に行く心意気に、うれしさと共感がこみあげてくるのです。

コトリは、琉球松のイスシイの木の道具箱シイの木とホルトの木のお皿を購入させてもらいました。現物が手に入るのは、展示会が終わったあとですが、今から楽しみです。
今年は、パレット久茂地のリュウボウホールなので、みなさん行きやすいのではと思います。ぜひ、研修生さんたちの成果をごらんになってくださいね。

「第33回工芸指導所展」
会場:リュウボウホール (パレット久茂地 7階)
会期:2007年3月14日(水)~3月18日(日)
開催時間:午前10時~午後8時
*最終日:午後5時まで

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