大丈夫であるように ーCocco終わらない旅ー
映画「
大丈夫であるように ーCocco終わらない旅ー」を見てきました。
「誰も知らない」「歩いても 歩いても」の是枝裕和監督がミュージシャンCoccoを撮ったドキュメンタリーです。
監督自身が「この作品がいわゆる『ドキュメンタリー』と呼ばれるのにふさわしいのか?」とわからなくなるほど、Coccoをみつめるまなざしは強い。その「まなざし」の強さに、映画を観ているわたしも同化していきました。
映画「ひめゆり」の時みたいに、なぜだかずっと涙がとまりません。
Coccoの言葉には、常套句が一つもない。
子供みたいに泣きじゃくりながら一語一語しぼりだされる言葉は、どんな立派な言葉より深くて、せつなく胸に届く。
突然の中止宣言、沖縄での活動、再開。
Coccoはゆっくり、確実に、変わり続けているのだと思いました。
「大丈夫だよ」ではなく「大丈夫であるように」。
映画をみると「なるほど」と深く共感しました。
わたしも、終わらない旅を続けよう、そう思うのでした。
ずっと大切にしていきたい映画です。
関連記事