小鳥の養生

コトリ

2009年06月29日 21:46




小鳥のグラが、5月に体調を崩してしまいました。
鳥かごの一箇所にじっとすわったままで、胸のあたりがヒックヒックと呼吸が苦しそうでした。
「中野バードクリニック」という小鳥の専門病院に急患でつれていきました。
レントゲンでとると、気のう(呼吸するところ)の下側が炎症をおこしているようでした。
肝臓もあいかわらずはれています。(12月に病院に行った時にもいわれました)
気温の差がはげしい時、体力のない小鳥は体がついていけないのです。
クラリスという抗生物質とブドウ糖を、グラの体重にあわせて2日に一度調合しました。
薬をのませる時、グラをおさえつけることに、胸がいたみました。
おさえられて、口に無理に何かをいれられるなんて、グラの魂が傷つくのではないかと思ったのです。

それから1ヶ月。グラはずいぶん元気になりました。
お薬は抗生物から漢方薬にきりかわりました。
「十全大補湯」というものです。人も病気の後に飲んで、免疫力や体力を快復させるそうです。
そして体重が少しおちてしまったので、「フォーミュラー」という栄養食をあげています。
また体をおさえて、注射器でくちばしにさしこみます。
グラは、少し怒っているみたいですが、案外、フォーミュラーはおいしいようでけっこう積極的に食べます。それをみているグリは、「グラだけおいしいものを!!」とやきもちをやくので、時々グリにもおすそわけ。

小鳥が病気になると、いろいろ深い考えがうかんできます。
ある人がいっていました。「そういう時は小鳥さんからのメッセージかもしれませんね」。
いつもたくさんのことを気がつかせてくれてありがとう小鳥たち。
次回は自分の養生について書こうかな・・・





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