地球の冷やしかた
友だちに本をもらいました。
「私にできること 地球の冷やしかた」 (ゆっくり堂)
という本です。
この本には、南アメリカの先住民族に伝わるお話と
「地球の冷やしかた」が紹介されています。
地球は今、刻々と熱くなっているといいます。
熱くなってしまった地球では、昔は起こらなかったことが起こっています。
昔は夏はこんなに暑くなかったはずだし、
海水温の上昇で台風がたくさん起こったり、
陸地が水没したり。砂漠が広がったり。
物語の中で、
山火事になった森を、
ハチドリは何度もいったりきたりして、
小さな口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んで
ポトリ落としていきます。
森から逃げ出した周りの動物たちはそれを見て笑うのですが、
ハチドリはこう答えます。
「私は、私にできることをしているだけ」
車に乗るかわりに、バスを使ったり、歩く。
冷房の設定温度を1度あげる。
ペットボトルの使いすてをやめる。
木を植える、種を蒔く
私たちが、毎日の生活でできる
「ポトリ」を
考えさせてくれる本でした。
ハチドリ計画
http://www.hachidori.jp/
関連記事