ミミがどこかへ・・・(続き)

コトリ

2005年09月24日 15:06

ミミがいなくなってから、一晩がたちました。
昨日の夜は、ミミの写真を胸の上におき、手をのせ眠りました。
「ミミがこわい思いをしていませんように」
どこにいるかわからないミミを、遠くからでも守ってあげたかったのです。

昨日の晩、ミミを肩にのせたまま玄関をあけた父に電話で
「なんでそんなバカなことするの?飛んで行くのあたりまえじゃない。
ひどい、かわいそうだ。見つかるまで探してよ!」
ときつい言葉をなげかけました。
実際、私はかなりショックだったし、父の行動に怒っていたのです。
「とても残念なことだけど、もうしかたない。もう探せないよ」
と父は言いました。
その後、母からも電話があって、母が世話をしていた小鳥だったので、
さぞ父に対して怒っていることだろうと思い
「ひどくない?」
といったら、意外にも父をせめる言葉はあまりなく
「(父も)仲がよかったからショックだったと思う」
というのです。
そして、わたしも少しはっと思いました。
「ミミは父にもよくなついていたし、肩にのせたまま玄関をあけてミミを逃がしてしまった父も、
悲しいはずだ」と。

今は、ミミが新しい家族に拾われて、かわいがってもらえることを信じようと思いました。
ミミが実家にいたのは1年半くらいでしたが、
一緒にいる間は、ミミ中心といってもいいほどみんなにかわいがられていたので、
これからも共に過ごした時間を心の中で大切にしたいと思いました。
その気持ちは、家族みんな同じだと思います。

そして、今そばにいるグリとグラのことも、よりいっそう大切に感じました。
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