Coccoが帰ってきた!

コトリ

2006年01月19日 21:36

5年ぶりに歌姫Coccoが帰ってきました。
彼女が歌手活動を中止すると発表したのは、忘れもしない2001年の2月。
それまでCoccoの有名な歌くらいしか知らなかった私が好きになりだしたのも、その頃でした。
ちょうど沖縄に初めて訪れたのもその頃で、沖縄限定のVHS「風化風葬」をおみやげに買って帰りました。今では一番好きな女性シンガー。

「・・・行かないでって言って
その声で言って 後ろ髪引いて 無理にでも抱いて

悲しみ愛より深いのは だあれ?
生まれ来る風に吹かれ 泣いて

壊れてしまうのは何故
今は動けない足で いつか

でも大丈夫
あなたはもう
わたしを忘れるから

・・・忘れたかな?」
(風化風葬より)

Coccoのアルバムを聞きながら、はじめての沖縄をめぐりました。
だから、今も沖縄で海を眺める時、風を感じる時、心の中でCoccoの歌声が聴こえます。
今いる場所、とても愛しいのにそれでもそこから旅立つしかない気持ち。

絵本を描いたり、沖縄のゴミを拾ったり、ユニットを組んで歌ったりの5年の歳月を経て、
Coccoは歌うという場所に戻ってきました。
捨てて、離れて、それでも一回転して戻ってきたその場所こそ、生きる場所なのかもしれませんね。


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