Be TARO!
昨日、本棚の整理をして「これは外せないな」という本の中に、岡本太郎の「強く生きる言葉」と「壁を破る言葉」という2冊があります。岡本敏子さんが拾い続けてきた「太郎のつぶやき」が集められている本です。そして、この2冊は大切な友だち2人からそれぞれもらいました。
1冊目は、大学時代の同級生あきほから。
2冊目は、竹富島が結びつけてくれたあきちゃんから。
この2冊とも、岡本太郎好きながら本屋でまだ自分が発見しないうちに、ふいにいただいた贈り物です。1冊目「強く生きる言葉」は、沖縄に来る少し前に。未知の世界へ踏み出そうとする気持ちにぴったりでした。
「気まぐれでも、何でもかまわない。
ふと惹かれるものがあったら、計画性を考えないで、
パッと、何でもいいから、そのときやりたいことに手を出してみるといい」
「人生はキミ自身が決意し、貫くしかないんだよ」
2冊目「壁を破る言葉」は、去年の春、東京に帰った時に。
ここ数年創作活動に壁を感じているわたしに、勇気をくれました。
「今すぐに、鉛筆と紙を手にすればいい。それだけだ」
「下手なほうがいいんだ。笑い出すほど不器用だったら、それはかえって楽しいじゃないか」
「ほんとうの生命の核から、ゆるぎ出してくるモチーフがあるはずなんだよ。
じっと身をひそめ、向きあわなければ、それはつかめない」
この2冊の本は、少し気弱になった時や「これでいいのかな?」と気持ちがグラついた時に、とてもよい影響をあえてくれます。でも、何よりも「この本をわたしのために選んでくれた友だちがいる」と思うだけで、うれしく、力がわいてくるのです。
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