地上で、最も優しい歌声

コトリ

2006年03月04日 23:58

「地上で、最も優しい歌声」。
これは、3月1日にメジャーデビューをした中 孝介(アタリ コウスケ)さんのキャッチフレーズ。
東京のアキちゃんが「中孝介さん。昨年から時々ラジオで曲が流れてきて、ず~~~っと心に残っていた人。今度、那覇でもライブするから、ぜひ聴いてみて」
とおすすめしてくれたので、インストアライブが行われる那覇のタワーレコードへ。

奄美大島出身の25歳。2000年には奄美民謡大賞で新人賞を受賞するほどの実力派。
奄美大島出身と言えば、元ちとせさんがいます。わたしは元ちとせさんのあの独特のコブシ回しがとてもすきです。家の小鳥たちも、元さんの歌声にはとてもいい反応をします。

そして初めて聴く中さんの歌声・・・
まさに「男性版元ちとせ」でした。優しく、切なく、真摯で、なつかしい歌声。
あたりの空気をふるわすような声の波動。
元ちとせさんもそうであるように、人によって好き嫌いがわかれる歌い方かもしれないけれど、わたしはとても惹かれます。(といいながらCDはまだ買っていませんが)
小鳥たちも好きそうな歌声です。

もらった冊子によると、中 孝介さん「なつかしゃ」を歌で伝えたいといいます。
奄美の言葉で「何か心に震えるものと出会った時、人でも物でも何かに対して深い愛着や親しみと感じている時、『なつかしゃ』という言葉でその気分が表現される」そうです。

何かすごく心をうたれるような出来事にあった時、まったく新しいものに出会ったというよりは、心の奥底で昔からもっていた、待っていたことに再び会えたような、そんな気持ちは確かにあるなーと思いました。中 孝介さんの今後に注目です。

中 孝介オフィシャルページ 
関連記事