オーロラクラブ

コトリ

2006年08月08日 23:54

先日、オーロラクラブの創立15周年記念にいってきました。
そして、今年はこのクラブの提唱者、星野道夫さん追悼10年でもありました。
20年間、アラスカで暮らし、アラスカの自然と人々の写真を撮り続けた星野さんがずっと温めてきた夢が子供たちといく「ルース氷河キャンプ」だったのです。
オーロラクラブは、子供たちにアラスカの大自然を体験してもらおうと、「ルース氷河キャンプ」を13回実施してきました。子供というのは、11歳以上~大学生を対象にしているのですが、高校生や大学生の頃に、このクラブを知っていたらぜひ参加してみたかったです。もちろん大人になった今から、アラスカの大自然を体験することもできますが、子供の時にアラスカと出会っていたら、すごい経験になっただろうなと思うのです。
キャンプの写真のスライドショーを見ながら「オーロラクラブに参加できた子供たちはなんてラッキーなんだろう」と思いました。
そして、今回「15周年記念」に参加できてうれしかったことがもう一つ。
特別記念講演をしたオーロラ研究の第一人者赤祖父先生に会えたことです。
というのも、10年前、友人と「アラスカにオーロラを見に行こう」と計画をたてていたことがあって、その時に赤祖父先生がそんなに偉大な方とは知らずに、「オーロラにちょっと詳しいおじさん」くらいののりで、アラスカ大学の赤祖父先生に電話をかけたことがあるのです。
「オーロラは『写るんです』で撮れますか?」と友人は聞いたらしい・・・。そんな私たちにも、詳しく親切にオーロラのことを教えてくれたのです。
今回の会で、偶然、わたしは赤祖父先生のうしろの席に座っていたのです(赤祖父先生とは気がつかずに)。なので講演が終わった先生に「10年前は親切にオーロラのことを教えてくれてありがとうございました」とお礼を言うことができました。もちろん先生は、そんなことは覚えていませんが。

月の満ち欠けの関係で、その時のオーロラ旅行は断念したわたしたちでしたが、代案のNY旅行のフライトで、なんとオーロラを見ることができたのです。
10年の歳月を経て、またオーロラに少し近づきつつあるような予感がしています。

子供たちのアラスカ ルース氷河キャンプ
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