2008年12月11日

かぐらむら

かぐらむら


ちょうど1年前、神楽坂に引越してきたばかりの頃の話。
近所にあるアユミギャラリーというところで1冊のフリーペーパーに出会いました。
それが「かぐらむら」。神楽坂という街に限定した隔月発行の小冊子です。
いろんな視点から街のあれこれが書かれています。あと2ヶ月間のイベント情報も。
友禅柄の表紙がステキで、じゃばら折りで16ページ。無料だときいて感動しました。
どんな人たちが作っているのだろう?どうやって作っているのだろう?
毎回、発行されるのを楽しみにしていました。

あれから1年。縁あって、「かぐらむら」の編集にたずさわることになりました。
昔から、ぼんやりとですが、街のローカル誌の紙面を作ってみたいなと思っていたので、とてもよい機会だと思っています。
神楽坂に暮らしている人たちは、この街が大好きで、神楽坂というこだわりをもって暮らしている人が多いような気がします。
商店街の人たちは一致団結して街を盛り上げ、古きよきものをのこし(復活させ)、つねに新しいアイディアをだしあい活性化しています。人が街を作ろうとしているのです。
「東京にも、こんな街があるんだなあ」と、この1年いい刺激をもらって過ごしました。
沖縄の壺屋のようにアパートを出るとガジュマルや蛍や蛙のいるすーじぐゎーはないけれど、濃密な人と人のつながりがあるという点は変わりません。

わたしはきっとこれからもっとこの街をスキになると思うし、ここに暮らしている人たちの思いや願いを知りたいなと思っています。

「かぐらむら」は、偶数月の1日に発行されます。(約1万部発行)
神楽坂のカフェや本屋さんや各商店においてありますので、もしみかけることがあったらどうぞ読んでみてください。
広告収入にたよらず発行元の会社が自腹で(協賛店がたくさんあります)、街のために作っているフリーペーパーなので内容ものびのびしていますよ!




かぐらむら




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神楽坂のシロちゃん
神楽坂のシロちゃん(2010-02-02 22:00)


Posted by コトリ at 00:01│Comments(2)神楽坂
この記事へのコメント
またまた面白そうなことに!
素敵なフリーペーパーですね。
今度沖縄にいらしたとき、空芯菜カッターと『かぐらむら』一冊を交換して下さい☆
Posted by まほろまほろ at 2008年12月12日 13:36
まほろさん

空芯菜カッターの使い心地はいかに!?
カッターと「かぐらむら」を交換だなんて藁しべ長者みたい。
「かぐらむら」は今度お会いする時にもっていきます!
神楽坂在住の伝統工芸師さんのお仕事を紹介している号などはおすすめです。
Posted by コトリ at 2008年12月13日 18:59
 
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