2010年02月28日
春のひかり

明日から3月です。
3月の声をきくと、どんなに寒くても「いよいよ自然も人も目覚めの時だな」と、冬のあいだゆるんでいた気持ちが、しゃんとしてきます。
冬の間、「今は土の中にいる種なんだ」と思いながら過ごしていました。
春芽吹くには、活動がとまっているかのようにみえる冬という季節が欠かせない。
植物たちの季節の変化をおうようになって、どんな季節も平等に愛しくなりました。
あと一ヶ月ちょっとで、春のグループ展「森のこども」がはじまります。
最近では、ゆっくり日記を書く時間がないほど、毎日せっせと作品作りにはげむ日々。
この冬の思いというよりは、ちょうど1年前くらいから積み重なってきた思いを、この作品展でお見せしたいです。
今、ちょうど土に撒いておいた種が、土の中から「う~ん」と頭をもたげよとしている感覚です。
地上の光をみるには、この土の重さをこえていかないといけません。
春よ、明るい光をありがとう。
「森のこども
~土・草花・ガラスから森がうまれました~」
日程:2010年4月5日(月)~11日(日)
時間:12時から19時くらいまで
場所:西荻窪(杉並区)・ギャラリー夢卵(ムーラン)
Posted by コトリ at 22:26│Comments(0)
│2010「森のこども」展