2011年11月08日

映画「エンディングノート」

映画「エンディングノート」を見てきました。
娘が撮った父親の最期を迎えるまでの映像。
と、聞くとそんなものをわざわざ映画館に見にいきたくないと思ってしまうのですが、なぜかこの映画は惹かれるものがありました。
映画のチラシにものっているお父さんのトーストを食べる時の笑顔のせいでしょうか。

家族の病気が発覚して、病気が進行し、最期を迎える。
そのシチュエーションは、周りにたくさんある話だし、自分の家族におきかえると一番想像するのがつらいことでもあります。ある意味、ほんとうに見たくないテーマ。この映画のプロデューサーの是枝さんも「このタイプのものが100本作られたら、99本は失敗すると思うんですよ」 と言っています。

ですが、見終わって、確かにお父さんは亡くなっていったのですが、心にのこるのは悲しみよりもあたたかさでした。もちろん映画の中で、何度も悲しくて泣けてきたこともあります。でも、生きることも死ぬことも不変の法則なんだなー、その中にわたしたちは毎日の暮らしがあるんだなと改めて思いました。

おすすめの映画です。
わたしは、もう一度見たいです。
エンディングに流れるハナレグミの「天国さん」が、またいい歌なんだなぁ。



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