写真展「地球を生きる子どもたち」
浦添市美術館に、
写真展「地球を生きる子どもたち」を見にいってきました。
20世紀を中心に約1世紀半にわたり写された
子どもの写真、約200点が展示されています。戦争を中心とした歴史の流れに沿って、写真は展示されていました。
これは正直言って、心地のよい
写真展ではありませんでした。
かわりに、見終わったあと、ずっしりと胸に残るものがありました。
なぜなら、展示されている写真の半分以上が、
戦争で傷ついた子供たちの写真だったから。
胸にのこるのは、子供の笑顔よりも、子供の悲しみ、怒り、苦しみでした。
見れば見るほど「なんで戦争があるんだろう?」と、理解できない苦しみがわいてきます。
子供が笑顔でいられるかどうかは、
大人がどういう世界を、国を、家庭を作っていくかによるのです。
「私にできることはなんだろう?」
そんなことを深く考えさせられる写真展でした。
浦添市美術館
写真展「地球を生きる子どもたち」
2005年10月16日(日)まで
入場料1000円
※写真は戦争前に
イラクのモスクで撮った写真です。
笑顔のかわいい女の子です。
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