高江洲アパート 出会い編

コトリ

2006年01月24日 21:59

わたしの住んでいるアパートの名前です。
大家さんが高江洲さんといいます。
手先が器用でまめで人のよい最高の大家さんです。
2年前、沖縄暮らし延長を決めたわたしは首里壺屋で家を探しはじめました。
沖縄に来て、4ヶ月間は首里城公園内にある(これホント!)マンスリーーマンションで暮らしていました。窓からは、那覇の街と東シナ海、そして振り向けば首里城が真正面に見えました。
とても気にいっていましたが、家賃が高かったこともあり、
車のないわたしは交通の便利な下界へとおりることに決めました。

そして、首里以外で住むなら断然壺屋!と心の中で思っていたわたしは
ある一軒の不動産屋をたずねました。フミオさんというおじさんが1人でやっています。
希望は?と聞かれ
「やちむん通りの近くで、できれば一本なかにはいったすーじぐゎーにあって、
できれば壺屋1丁目の雰囲気で、窓がたくさんあって、収納がたくさんあって、
日当たりがよくて、風がよくとおる1DK!そして3万円台で・・・」
と素直に答えました。たぶん不動産屋から見たらふざけた条件だったと思います。
だって壺屋は雰囲気がいいし立地条件もいいので、つねに人気があり物件の数も少ないから。
でも、フっと笑った3秒後フミオさんが出した答えは
「あなたにぴったりの物件がある!あなたは絶対に気に入るはずだ。
わたしがもっているNO.1物件だよ」。

それが高江洲アパートでした。
1DK3万円。わたしの大切なお城となりました。
<続く>


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