2006年04月05日 23:31
この間、部屋で昼寝をしていると、外で大きな聞き覚えのある声がしたので目が覚めました。
「出しちゃいけないゴミを出しても、回収してくれないんだから!?
夜中のうちにゴミを誰かがおいていくんだよ。困る!!」
大家さんの高江洲さんだ・・・。
窓からのぞいてみると、近所のおばさんをつかまえて、ゴミ問題について注意している。
おばさんは「わたしは知らないわ」という感じで、苦笑いして遠ざかっていきました。
たぶんアパートの人じゃない人が曜日の違うゴミを出して、それが収集されないでアパートの下にのこっている時があるのです。高江洲さんは、このアパートとは別のところにすんでいるのですが、こうやってアパートの平和を守るためにパトロールに来るのです。
いつもは、優しくて親切な高江洲さんが大きな声を出して(声はいつも大きいのですが)いるのを聞いていたら、よしもとばななさんのエッセイに書いてあった「愛をもって闘おう。自分のパラダイスを守るために。」という言葉を思い出しました。わたしも「なんだよ、その理不尽さは!?」と思ったら、傷つこうが、嫌われようが闘うタイプなので、その気持ちはよくわかるのです。
ばななさんの最近の日記の中でも「自分を大事にする、自分を愛するということはただ真綿にくるんでいやなものに触れないということではない」というようなことが書かれていました。そう、自分をほんとうに大切にしている人は、真綿なんかにくるんだりしない。
ということで、高江洲さんはただ人がいいだけじゃなくて、愛をもって闘う人なのです。
コトリは、世界の愛をもって闘う人を応援します!