2006年10月07日

献花 平和祈念公園で祈る

先週の日曜日の聖地巡りから1週間。
緑のコトリさんと私は思いの他、体の調子が悪かったのです。
もう週の半ばになると、心の中は「なにか連れてきてしまったのかもしれな」という思いが強くなりました。だって、突然の高熱や腹痛、何かが今までとはちがう気がして。

霊感の強いクレアさんのアドバイスにより、もう一度「平和祈念公園」と「斎場御嶽」に行くことにしました。私たちについてきてしまったかもしれない魂を帰しに行くためです。

まずは平和祈念公園にいきました。ここには、献花するお花を売っているおばあたちが何人かいます。正直言うと、今まではぐいぐいと花を渡してこようとするおばあさんたちを「なんか押しが強くていやだな」と思っていました。でもクレアさんの「花を買って循環させることが大切」という言葉を聞いて、なるほどなと感じました。ここで花を売るおばあたちは、年齢からいって確実に沖縄戦と深く関わっている人たちです。どういう経緯で花を売るようになったかはわかりませんが、意味があってここにいると思うのです。わたしたちは2つ花束と線香をもらい、「平和の礎」(沖縄戦等で亡くなった人たちの名前が刻まれている)へと向かいました。

現在の平和祈念公園はほんとうにきれい。戦争での惨状を想像するのがむずかしくなるほど近代的で整然としていて美しい。目の前の海は青く透き通っているし、空はどこまでも高く広がり続けています。でも、だからこそ「平和の礎」で祈るとき、今こうして自分たちが平和に暮らしているその足下に、多くの人たちがのこした思いがひしひしと伝わってきて、胸が苦しくなるのです。

わたしたちは、平和の礎に献花し祈りました。

その後、平和祈念公園をあとにし、知念村の「斎場御嶽」(せいーふぁーうたき)へ。


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