2008年01月21日

フランス人

フランス人


ついに風邪をひきました。緑のコトリさん、続いてコトリも。
南国から引越してきた私たちは、この冬の寒さをどう乗り切るかが鍵でした。
大きな窓に囲まれた明るい部屋は太陽の光もいれますが、一方冷気もはいってくるのです。
おまけにオーダーメイドのカーテンはまだ届きません。サッシの下の部分にダンボールをひいて寒さをしのいでいます。

そして、ゴホゴホと苦しい咳をしながら、心の栄養にと読んでいるのが吉村葉子さんの本
お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人」と「激しく家庭的なフランス人 愛し足りない日本人」。
20年間のパリ生活を経て、現在は神楽坂で「ジョルジュ・サンド」というお菓子屋さんを営んでいます。「ジョルジュ・サンド」にはまだ入ったことがないのですが、店の前を通る時に中をのぞくと、吉村葉子さんらしきマダムがとてもにこやかに接客をしているのが見えました。

「お金を出さずにあるモノで、豊かな生活」と第一章にあります。
これはフランス人の基本的な姿勢といえるのでしょう。
なんでも「なければ買えばいい」ではないのです。あるもので工夫して暮らしていけばいいのです。
ふと、本を読みながら、沖縄での生活を思い出しました。
給料安くてよけいなものを買っているよゆうがないから、ある材料で手作りしたり、代用品探したり、フランス人的だったなと。
東京はモノがあふれ、ハンズやロフトなんかいこうもんなら、買う予定じゃなかったものまで買ってしまったり。その点、緑のコトリさんは完璧なまでにフランス人です。見習うべき人が近くにいるのはいいことです。
そして、わが家の最近のおやつはもっぱら、「バゲット・オ・ショコラ」
フランスのママたちをマネてみました。安くて、簡単で、あったかくて、おいしい♪



同じカテゴリー(本・映画・アート)の記事
「虹の戦士」
「虹の戦士」(2013-01-18 17:43)


この記事へのコメント
昔から吉村さんのエッセイのファンです。神楽坂の隣町に住んでいるので、神楽坂散歩のついでに、吉村さんの「ジュルジュ・サンド」に寄ります。
いつもにこやかに迎えてくれます。生きるエネルギーにあふれていて、不思議な魅力の女性だと思います。
先の2冊、もちろん拝読しています。いろんな意味で目から鱗。前向きな姿勢に共感を覚えますね。
先日、銀座のコアビルのブックファーストを覗いたら、2冊とも文庫ランキング10位以内に入っていました。なんだか嬉しくなりましてよ(笑)。
Posted by 尾上 at 2008年01月25日 00:18
尾上さん

はじめまして!コメントありがとうございます。
尾上さんって、大家さんの名前と一緒だったので、ちょっとびっくりしました。
吉村さんのエッセイとてもおもしろいですね。
文章読んでいるだけで、エネルギーもらっている感じがします。
文庫ランキングで10位ないってそうとうすごいですね。
あの数ある文庫の中で・・・
今週の日曜日、友人たちとジョルジュサンドにいってきます!
Posted by コトリ at 2008年01月25日 20:10
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。