
毎日のように歩いた桜のトンネル。
雨が降っても、風が吹いても、きれいに咲き続けた桜たち。
でも、東京の今年の桜はそろそろ見納めになりそうです。
神田川を散歩していると、空からハラハラと桜の花びらがふってきました。
それは、ほんとうに雪のようで、髪に、口に、肩にふりそそいできました。
川をのぞくと、水面が一面ピンク色に染まっていました。
この花びらたちのどれくらいが海までたどりつくのでしょうか?
春はいい季節。動き出した命たちの美しさに、時々胸がきゅっと苦しくなるほどだけど、
来年もあた会えますように。
季節がめぐってくるって、すごくあたりまえで、それでいて奇跡のようなことだと思うのです。