2010年04月27日

大城清太 天描画展-真玉-

大城清太 天描画展-真玉-


沖縄の天描画家、大城清太さんの作品展にいってきました。
大城さんの作品を見る機会はこれで3回目。いつも「気がつけば大城さんの作品の前にいた」という感じで、ご縁を感じます。
1回目は、2005年に友人に誘われて行った「ひまわりEXHIBITION」。ひまわりを題材にしたグループ展でした。宜野湾市のMIX life-styleの階段のところに、すべて点で描かれた大きなひまわりの絵が飾られていたような記憶があります。「全部点で描くなんて面白い作家さんだな」と思いました。
2回目は、2008年のさちばるでのイベント「海楽」。1年に一度宮元亜門邸が一般に公開されるのですが、中では大城さんの作品が展示されていました。
そして、今回。助産師かおりんにさそってもらい最終日に行くことができました。

大城さんのおばあさまは、神人(かみんちゅ)だったそうで、小さな頃から聞いていたお話を今こうして天描画にしているそうです。気になる絵があると丁寧に説明してくれるのですが、「解説」というよりは「物語」をきいているような気持ちになりました。
わたしたちを守ってくれている竜神、命、自然、琉球。大城さんの絵は「祈り」そのものだなと思いました。絵をみていると、心の奥深いところから静かで美しい歌が聴こえてくるような。

泥の中から一本の蓮の花がのび、そこから祈りがうまれる絵が印象的でした。
今いるところがどんな場所であっても、光をめざして祈ることを忘れてはいけないなと思いました。



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この記事へのコメント
何度か大城さんから展示会のハガキをいただいたのだけど
いつも会場が沖縄なのでタイミングが難しいのです。
大城さんのお話を聞いてみたいですね〜。
Posted by くに at 2010年04月28日 16:01
くにさん

今回は県外初の個展だったそうですよ!
大城さんの作品は、お話をきくとより世界が深まりますね。
今年の秋に浦添美術館で作品展をやるそうですよ!
Posted by コトリ at 2010年04月29日 21:06
 
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