2005年12月29日

小鳥たちの病院

グラをつれて、千葉県にある「小鳥たちの病院」にいってきました。
駅の出口を間違えて、さらに書き止めておいた住所も間違えて、
ようやく辿りついた「小鳥たちの病院」。
小さな待合室には、保護されたカラスがカゴにはいっていて、
時々「カー」と鳴いたり、水を吹き飛ばしたりしていました。
1時間ほどまって、ようやく診察室へ。女医さんです。

先生「今日はどうしたんですか?」
コトリ「卵を産みそうで産まなくて苦しそうなんです。お正月になったら病院もなくなるし、心配だからきました」
先生「・・・それはオタンコナスだね」(ちっとも笑わずに)
コトリ「え?あっ、はい(グラのこと?)」
先生オタンコナスだねっていうの。正月になるから早く産んでくれなんて」

えー、初対面で遠方から来た人に、いきなりオタンコナスだなんて!?
そんな会話のあと、初診ということで問診がはじまりました。

先生「グラちゃんのほかに鳥はいますか?」
コトリ「はい。コザクラインコがいます。今、卵を産んでいます」
先生「私が聞いたこと以外いっさい話さないでください。聞いたことだけ話せばいいの!」

こわい、こわい、やっぱりこの先生こわいよー。
目つきもこわいし、口調もやけにきびしい人でした。
少しでも補足説明をしようとすると、「そんなことは誰も聞いてない!」と言われるので、なんだか警察で取り調べをうけているような気持ちになってしまいました。
でも、診察室には、スズメや鳩など傷ついた野鳥たち保護されています。
この先生は、鳥たちのすごい味方だというのは、なんとなく伝わってきました。
間違った飼い方や、小鳥たちへの理解が浅い飼い主、しいては動物を傷つける人間に対して強い怒りをいつも感じているのかもしれません。
けして商売ではなく、小鳥たちを救いたい一心で「小鳥たちの病院」をひらいているのでしょう。(でも、こわくてもういきたくない~)


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Posted by コトリ at 23:30│Comments(4)ラブバード
この記事へのコメント
初めてお邪魔しまーす。
先日緊急入院した野鳥(アカハラ)の動物病院は、丁寧な対応で心配する私達の不安を取り除いてくれましたよ~。
後日病院のHPを見たら、元気な姿がUPされていました。
ほっ。
その後、グラちゃんの様子は如何ですか?
心配です。。。
Posted by つらら at 2005年12月30日 14:28
つららさん>はじめまして!グラはやはり卵があるせいか、苦しそうにしています。お正月だし、病院はどこもやっていないだろうし心配してます。
つららさんのいかれた病院は、よい病院ですね。
そうでなくても心細い気持ちで来ているのだから、不安をとりのぞいてくれる思いやりのある対応はうれしいですね。
アカハラさんが元気になってよかったです。
Posted by コトリ at 2005年12月31日 00:29
こ、こわいですね!
病気を治すところが病院なら、心も治すところも病院だと思いますが・・・。
卵があって苦しそうにしているなんて、人間でいうところの難産なのですね。
人間の場合はまず自然にまかせ、母体の疲労が激しくて出産に影響しそうな時は促進剤を使ったりしますが、小鳥にはないのかしら?
それにしても、コトリさんも辛そうなグラちゃん見ているの辛いですよね。
別の病院を受診してみるのはどうですか?
Posted by Romi at 2005年12月31日 10:01
Romiさん>いまさっき、グラがようやく卵を産みました!
沖縄に帰ったら、動物病院で健康診断を受けさせようと思います。
小鳥の場合は、出産をうながす時に、ブドウ糖を注射したり、
室温をあげたりします。
Posted by コトリ at 2005年12月31日 23:43
 
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