2006年04月03日
シーサーの日

シーサー。沖縄の民家の屋根や門柱に置かれている1対の獅子。一つは口を「あー(阿)」と開き、一つは口を「うん(吽)」と閉めて、家の守り神とされています。
わたしが暮らす壺屋は、焼き物の町なだけに、シーサー数はかなり多いです。アパートの窓やベランダから外を眺めただけで、5つ以上のシーサーが見えます。町のいたいるところにシーサーがいるおかげか、壺屋の町に帰ってくるとほっと安心するのです。
「シーサーが悪い人が来ないように、屋根から睨みをきかせている」
そんな感じです。ひめゆり通りはあんなに車が多くてうるさいのに、一歩角を曲がって壺屋に入れば、そこはタイムスリップしたように、おだやかで静かな空間が広がっています。
沖縄を旅していた頃、いつもおみやげにシーサーを探していました。
東京に持って帰って、窓辺に飾ろうと思っていたのです。
でも、なかなか「これが絶対にいい!」というシーサーに会うことができませんでした。
そうして、気がつけばシーサーに囲まれた町で暮らしています。
窓辺には、自分で作ったシーサーが並んでいます。
このシーサーたち、背中に羽がはえているのです。


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Posted by コトリ at 21:46│Comments(5)
│沖縄文化
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今日はシーサーの日。お天気も良く気分も良いのでお出掛けしてみる。壺屋焼物博物館が無料というのもあって初入館。博物館にいたシーサーほんと良い天気!なんだか嬉しい。上左:博物...
4/3はシーサーの日【そらさんのゆううつ】at 2006年04月04日 00:09
この記事へのコメント
自分が作ったシーサーに
守られているなんて
幸せですね♪
羽のあるシーサー。
コトリのようにとべるのですね♪
守られているなんて
幸せですね♪
羽のあるシーサー。
コトリのようにとべるのですね♪
Posted by きぢ at 2006年04月03日 22:17
みんなが寝静まった夜中、「パタパタ、パタパタ」って何かが飛んでいる音がきこえるでしょ?あれはね、羽をもったシーサーが町を見回ってくれているんですよ。夜明けには、すっかり元の位置に戻っているんですけどね。
Posted by コトリ at 2006年04月03日 22:38
こんばんは。
シーサーの日ですね。今日は壺屋へ行きましたよ。
という訳で、トラックバックさせていただきました!
これだけシーサーが集まってると、悪い気は跳ね返せそうですよね。
シーサーの日ですね。今日は壺屋へ行きましたよ。
という訳で、トラックバックさせていただきました!
これだけシーサーが集まってると、悪い気は跳ね返せそうですよね。
Posted by kyo at 2006年04月03日 23:59
シーサーの存在は知っていましたが、
シーサーの日というのがあるのは知りませんでした。
シーサーに守られてコトリさんは生活しているのですね。
シーサーの日というのがあるのは知りませんでした。
シーサーに守られてコトリさんは生活しているのですね。
Posted by Romi at 2006年04月04日 01:08
kyoさん>おっ、kyoさん壺屋にきていたんですか。壺屋博物館が無料だとは知りませんでした。小さいけど、きれいな博物館ですよね。あの博物館よこにあるウタキに立つと、いつも強い風が吹いてきます。
Romiさん>「沖縄そばの日」とか「もずくの日」とか「シーサーの日」とか、沖縄ってこういうのが多い気がします。いつもと同じ日ですが、こんなふうに何の日って名前がつくと特別な日というのを感じます。
はい、シーサーにきっと守られているのだと思います。シーサー、ありがとう!
Romiさん>「沖縄そばの日」とか「もずくの日」とか「シーサーの日」とか、沖縄ってこういうのが多い気がします。いつもと同じ日ですが、こんなふうに何の日って名前がつくと特別な日というのを感じます。
はい、シーサーにきっと守られているのだと思います。シーサー、ありがとう!
Posted by コトリ at 2006年04月04日 21:51